被リンクとは?有効被リンクを獲得しSEO効果を倍増させる方法

被リンクを獲得すると、SEO効果が飛躍的に高まる。
Googleが、検索エンジンのアルゴリズムで「リンク」を基準にしているからだ。

「良質な被リンク」を獲得すれば、間違いなくあなたのサイトはぐんぐん成長していくだろう。ところが、あなたは下記のような状況に陥っていないだろうか?

  • たくさん被リンクを獲得しているのに一向に成果が出ない
  • 被リンク獲得に力を注いでいるのに順位がみるみる低下している

実は、闇雲に被リンクを集めるとかえって順位が下がってしまう危険性がある。

「悪質な被リンク」はあなたのサイトの評価をぐんぐん下げるし、最悪の場合ペナルティを受けて再起不能になってしまう。あなたが獲得している被リンクは、実はGoogleが嫌う「悪質な被リンク」なのかもしれない。

もしくは、単に被リンクが獲得できているだけで、コンテンツの価値が低いのかもしれない。SEOで成果を上げるためには、良質な被リンクを正しい手順で獲得する必要があるということだ。

そこでこの記事では、私たちがSEO効果を倍増させるために行ってきた、被リンク獲得にまつわる全ての知識を紹介する。

  • あなたが獲得すべき良質な被リンクの定義
  • ペナルティ対象になる悪質な被リンク
  • 被リンクの構築法

あなたがSEOで集客を成功させるために必要な話ばかりだから、ぜひ最後まで目を通していただきたい。


1.被リンクとは

被リンクについて解説する前に、一つの結果をお見せしよう。

下記はバズ部の被リンクの総数だ。(被リンクは「外部リンク」「バックリンク」とも呼ぶ)

掲載順位

10万を超える被リンクの数を保有するメディアサイトはそう多くない。被リンクの数が二桁、三桁ほどのサイトがほとんどだからだ。

そして、下記はバズ部のコンテンツの検索エンジンにおける掲載順位のリストだ。

掲載順位

一部ではあるが、多くのキーワードで上位表示を獲得していることがおわかりいただけるだろう。つまり、「多くの被リンクを獲得すれば、良質なコンテンツがどんどん評価され、SEOで効果を発揮する」と言える。

上記のデータだけではまだ説明が不十分だろうから、次より詳しく解説していく。

1.1.被リンクとは外部サイトからのリンク

被リンクとは、外部のサイトから自身が管理するサイトに送られるリンクのことだ。

リンク

例えば、あなたのサイトのことを、私たちのサイトでリンク付きで紹介したとしよう。これは、あなたにとって「1つの被リンク」を獲得したことになる。外部のサイトから、あなた自身が管理するサイトにリンクが送られたからだ。

このように、外部のサイトであなたのサイトの紹介が行われれば、たくさんの被リンク獲得の機会に恵まれる。

ただし、すでにお分かりいただけているだろうが、被リンクの設置はコントロール不可能だ。なぜなら、外部のサイトにリンクを貼るかどうかは、外部サイトの運営者の意思で決まるからだ。

多くのSEO担当者が頭をかかえる理由は「被リンクを集めたいのに自分の意思で集められない」という点だ。そして、SEO担当者はなぜ頭を抱えてまで被リンクを獲得したいのだろうか?その理由を次から紹介する。

発リンクとは
発リンクとは被リンクの逆で、外部サイトへリンクを送っていることを指す。あなたのサイト内で、外部サイトをリンク付きで紹介すれば「1つの発リンク」を送っているという考え方になる。被リンクと同じようによく使われる用語だから併せて覚えておこう。

1.2.被リンクは検索エンジンにおける重要なランキングシグナル

被リンクは、間違いなく検索エンジンにおける重要なランキングシグナルだ。あなたの作成したwebページが、検索エンジンで上位に表示されるか否かを決定する重要な要因ということだ。

Googleは、被リンクを「他のサイトからの投票」と位置付けて評価している。つまり、リンクを基準としてGoogleの検索アルゴリズムが機能しているということだ。

以下の「Google が掲げる 10 の事実」に、その旨がはっきりと書かれている。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。

引用:Google が掲げる 10 の事実

また、Googleのアンドレ・リパッセ氏が重要なランキングシグナルTOP2が「リンク」と「コンテンツ」であることを発表した。(参考:Now we know: Here are Google’s top 3 search ranking factors

200以上あると言われるランキングシグナルの中でも、リンクが重要視されていることはおわかりいただけるだろう。つまり、SEOで成果を上げるためにリンクが重要視されていることが明確だからこそ、SEO担当者は必死で被リンクの獲得を試みているということだ。

被リンク獲得の重要性について、もう少し分解して見ていこう。

1.3.被リンクがSEOに効果をもたらす2つの重要性

被リンクはSEOにプラスに働くが、その重要性は大きく2つに分かれる。それぞれ見ていこう。

⑴「投票」による直接的なSEO効果

前述した通りだが、被リンクの本質は外部のサイトからの「投票」だ。たくさんの被リンクが付けば、たくさんの支持を得ているサイトとみなされ、直接的なSEO効果を得られる。

また、被リンクは数より質が重要だ。低品質なサイトからの被リンクを獲得するよりも、高品質なサイトからの被リンクが評価されやすい。

そして、高品質な1つのサイトから100個の被リンクをもらうよりも、高品質な100のサイトから1つずつ被リンクをもらう方が効果的だ。「多くの素晴らしいサイトから指示を得ている」という客観的指標になるからだ。

この傾向は、「ペンギンアップデート」によって明らかになった。2012年以前はたくさんの被リンクがついているサイトが評価されやすかったのだが、ペンギンアップデートによって質の低い被リンクの効果がほとんどなくなった。
つまり、ペンギンアップデートの実施を境に、質の高いサイトからの被リンクが評価されやすくなったということだ。

もう一度お伝えするが、被リンクの本質は「投票」だ。世の中から票を投じてもらえるサイトになっているかどうかが、SEOでの成果が出るか出ないかの分かれ道になる。

⑵クローラーの誘導

もう1つ、被リンクの重要性は「クローラーの誘導」にある。被リンクが増えることによって、クローラーが頻繁に訪れるようになり、一つ一つのページのインデックスが促進されるからだ。

クローラーとは
ページの情報を検索エンジンのデータベースに登録するロボットで、これの巡回が増えるほど、一つ一つのページ情報が正確に検索エンジンに蓄積されるようになる。

以下の図を見てほしい。

インデックス

このように検索エンジンのメカニズムは3つのステップから成り立っている。

1.サイト内のページにクローラーが回り
2.ページの情報がインデックスされ
3.ランキングエンジンがアルゴリズムに則って検索順位を決める

逆に言うと、検索上位に表示されるためには良質なページの情報が適切にインデックスされていなければいけない。適切にインデックスされるためには、可能な限り頻繁にクローラーに巡回してもらわなければいけない。

そして、クローラーは主に被リンクを経由してサイトに訪問してくる。つまり、質の高い被リンクがあれば「クローラーの頻繁な巡回」を実現することができる。

さて、ここまでの解説で「被リンクを集めよう!」と見切り発進すると失敗してしまうだろう。なぜなら、被リンクの本当の効果は誤解されやすく、あなたが取るべき手段は単に被リンクを集めるだけではないからだ。

「被リンクの本当の効果」について解説を続けていく。

1.4.大半の方が誤解している被リンクの本当の効果とは

結論をお話すると、「単なる被リンクだけ」ではSEO効果を得ることはほぼ不可能だ。

「良質な被リンク」と「良質なコンテンツ」の両輪があってはじめて、SEO効果を発揮するということだ。

低品質なコンテンツが「投票」されるだろうか?低品質なコンテンツが世間からの多くの「支持」を得ることができるだろうか?

被リンクの本質は「投票」であり、投票されるにふさわしい良質なコンテンツがないと、被リンクがつくことはない。被リンクを語る上での大前提だが、良質なコンテンツがあることが絶対条件だ。

また、いくら被リンクがたくさんついてクローラーが回ってきても、コンテンツの質が低ければ検索順位は上がらない。単にクローラーが回ってくる機会が増えるだけで、SEOの成果には影響しない。むしろ、マイナスの影響を受ける可能性のほうが高い。

被リンクはただ集めれば良いわけでなない。良質なコンテンツがあってこその被リンクだ。

参考までにバズ部では、良質なコンテンツを以下のように定義している。

バズ部が定義する良質なコンテンツ
ユーザーが120%満足し生活の質を劇的に向上させるコンテンツ

被リンク効果を得るためには、このような価値あるコンテンツを作成することが大切だ。

さて、被リンクによって得られる本当の効果はお分かり頂けたと思う。次に、クローラーの巡回を促す有効な被リンクと、クローラーの巡回をブロックする無効な被リンクの違いを解説する。

1.5.有効な被リンクと無効な被リンクの違い

被リンクには、有効な被リンクと無効な被リンクがある。クローラーの巡回を促す被リンクと、ブロックする被リンクだ。

この違いを分けるのはhtml要素のrel属性だ。外部から送られるリンクに、以下のいずれかのrel属性が付与されていると、被リンクの効果は無効になる可能性がある。

rel=”nofollow”
rel=”sponsored”
rel=”ugc”

つまり、クローラーの巡回をブロックする可能性のあるリンクということだ。逆に、これらの要素が付与されていない被リンクであれば、効果があると考えて良いだろう。

ここでは、Googleが公式に運営している「Google Webmaster Central Blog」で説明があった内容をベースに、わかりやすく解説していく。

それぞれ見ていこう。

rel=”nofollow”

rel=”nofollow”は、クローラーに「このリンクをたどらないでほしい」と伝える際に使う。

つまりrel=”nofollow”付きの被リンクを獲得しても、そのほとんどがクローラーの巡回をブロックすることになり、被リンクの効果は得られない。

なお、以前はrel=”nofollow”をリンクに付与することで確実にクローラーをブロックする効果があったが、現在では確実にクローラーをブロックすることはできない。クローリングすべき良質なコンテンツがリンク先にある場合に、その妨げになる可能性があるからだ。

だから、rel=”nofollow”付きの被リンクが、100%効果がないわけではない。あくまでもGoogleがクローリングするか否かのヒントとして活用される。

rel=”nofollow”付きの被リンクは「被リンク効果が得られない可能性がある」と認識しておこう。

詳しくは「nofollowの使い方」で解説している。

rel=”sponsored”

rel=”sponsored” は、広告系のリンクに使用される。例えば、お金を払って掲載するようなバナー広告のようなリンクだ。

rel=”sponsored”の効果は、rel=”nofollow”と同様だ。対象が広告系のリンクとされているだけであり、「このリンクをたどらないでほしい」と伝えるための属性という意味では変わらない。

rel=”ugc”

rel=”ugc”は、ユーザーが生成したコンテンツに対して使用される。

例えば、ブログのコメント欄をイメージすると良いだろう。あなたの作成したブログのコメント欄に、意味不明な文字列と一緒にリンクが貼られていたり、ブログに全く関係のアフィリエイトリンクが貼られていたり、価値のないリンクが設置される場合がある。

このようなユーザーが自演で生成したリンクに対してrel=”ugc”を設置することで、被リンクの効果が無効化される可能性は高い。rel=”ugc”も効果はrel=”nofollow”と同様で、「このリンクをたどらないでほしい」とGoogleに伝えるための属性だと理解しておこう。

ここから先は、あなたがSEO対策を行う上で、絶対に避けるべき被リンク(ペナルティを受ける被リンク)を紹介していく。


2.ペナルティの対象となる11種類の被リンク

ここでは、絶対に避けるべき被リンク(=ペナルティを受ける被リンク)をご紹介する。

ペナルティを受ける被リンクは、大きく分けると下記の3種類がある。

  • PageRankを転送する有料リンク
  • 不自然なリンク
  • その他のリンク

これに該当する被リンクサービスを利用すると確実にペナルティを受けることになる。多くの被リンクを獲得したいからといって、これらの方法を採用してはならない。(参考:リンクプログラム

あなたが被リンクを獲得するために何をすべきか判断するための材料として参考にしてほしい。

それでは一つ一つ説明しよう。

2.1. PageRankを転送する有料リンク

簡単にいうと、被リンクの売買のことだ。

リンク、またはリンクを含む投稿に対する金銭のやり取り、リンクに対する物品やサービスのやり取り、商品について書いてリンクすることと引き換えに「無料」で商品を送ることなどが含まれる。

つまり、金銭や商品のやり取りが発生し、かつ「nofollow」がついていない被リンクは全てペナルティの対象となる。

以下のような方法によって獲得する被リンクが対象となる。

(1)テキスト広告からの被リンク

PPC広告などでよく見かけるテキスト広告には「ペナルティ対象のもの」と「ペナルティ対象にならないもの」がある。

  • PageRankを転送する設定になっているテキスト広告:ペナルティの対象
  • PageRankを転送しない設定になっているテキスト広告:ペナルティの対象ではない

Google広告やYahoo!広告などメジャーなテキスト広告では、最初からPageRankを転送しない設定になっているので、ペナルティの対象にはならない。

ところが、マイナーなテキスト広告を出稿する場合は、PageRankを転送する設定になっている可能性がある。テキスト広告を出稿する場合は、そのリンクがガイドラインを満たすものになっているかを必ず確認しよう。

(2)アドバトリアル(記事広告)やネイティブ広告からの被リンク

アドバトリアルとは、一般的な記事広告(PR記事)のことだ。そして、ネイティブ広告とは、記事に自然と溶け込んでいる広告のことだ。

これらの定義はやや曖昧だが、ざっくり説明すると「広告を目的とした記事」を利用してPageRankを転送するリンクを設置するのはNGということだ。

具体的に言うと、あなたが、金銭を支払って他サイトに記事を書いてもらい、その記事の中にリンクを挿入したい場合は、「rel=”nofollow”」を入れていなければペナルティを受けてしまう。

広告を目的とした記事を公開する場合は、PageRankを転送しないよう気をつけよう。

(3)他サイトに配布されるプレスリリース内のアンカーテキスト

プレスリリースなど、金銭などの対価を伴って、他のサイトに配布される記事内に以下のようなアンカーテキストでリンクを送ると、ペナルティの対象となる。

市場には多くの婚約指輪が流通しています。結婚式を開くなら、最高の指輪を選ぶべきです。また、ウェディングドレスを購入する必要もあります。

しかし、「rel=”nofollow”」が入っているリンクや、アンカーテキストが上記のように最適化されていないリンクの場合は対象外となる。

2.2.不自然なリンク

不自然なリンクとは、リンクを貼ること自体が目的になっており、webサイトを利用するユーザーにとって不自然で無価値はリンクのことだ。

以下に該当する被リンクは、有料リンクと違って、“PageRankを転送しないものであっても”ペナルティの対象となる。

(4)過剰なリンク交換や相互リンクのみを目的としたページからのリンク

過剰なリンク交換とは、その名の通りで、関連性のないどんなサイトとでも無差別にリンクのやり取りを行うことだ。

また、無料ブログを作り、その無料ブログから多数のリンクを送ることもこれに当てはまる。(※無料ブログ内の全ての記事から、何らかの外部リンクがあるような場合、ほぼ確実にペナルティになると考えて欲しい。)

さらに、大昔に流行した手法だが、相互リンクのみで良質なコンテンツが全くないページやサイトを作り、そこからあなたのサイトにリンクを貼ることも完全に逆効果だ。

信じられないことに、未だにこれらのような方法で被リンクを貼るSEO業者は少なくないので注意しよう。

(5)大規模なアーティクルマーケティングキャンペーンからのリンク

具体的には、「アンカーテキストにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクルマーケティングキャンペーンやゲスト投稿キャンペーン」と言う。

これはほんの少し前まで、多くのSEO業者が行っていた手法だ。

例えば、「弊社が抱えている数千名のブロガーネットワークの参加者にオリジナルの記事を書いてもらい、その記事の中から被リンクを送ります。」というような手法がこれに該当する。

今、こんなやり方をすれば、高確率でペナルティを受ける。

(6)自動化されたプログラムやサービスを使用した被リンク

例えば、自動でリンクを貼るツールを使って、被リンクを増やすようなやり方のことだ。

Googleは、このような不自然なリンクは簡単に見抜くことができる。

2.3.その他のリンク

有料リンクや不自然なリンク以外にも、以下のような方法で獲得した被リンクはマイナス効果にしかならない。

(7)隠しリンク

隠しリンクとは以下のような方法で挿入されたリンクのことだ。

  • 白の背景で白のテキストを使用する
  • テキストを画像の背後に置く
  • CSS を使用してテキストを画面の外に配置する
  • フォント サイズを 0 に設定する
  • 小さな 1 文字(段落中のハイフンなど)のみをリンクにしてリンクを隠す

詳しくは、Googleの『隠しテキストと隠しリンク』を参考にしよう。

(8)質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンク

無料で被リンクを集める方法について書かれた記事などで、検索エンジンリストやソーシャルブックマーク一覧などを紹介しているものは少なくない。

しかし、それらの情報は絶対に鵜呑みにしないようにしよう。実際に利用すると、ペナルティを受けることになるだろう。

(9)フォーラムやコメントの署名に含まれる意図的なリンク

例えば、自動コメントツールを使って意図的に挿入するリンクがこれに該当する。

この方法で被リンクを集めようとすると、たとえ、「rel=”nofollow”」がついていたとしても、ペナルティを受ける可能性がある。

(10)さまざまなサイトに分散するウィジェットに埋め込まれたリンク

ブログパーツなどのウィジェットに、リンクタグを埋め込んでおいて、その利用者が増えるごとに、自動で被リンクが増えて行くような手法を指す。

これも逆効果にしかならない。

(11) さまざまなサイトのフッターに幅広く埋め込まれたリンク

これも大昔に流行した手法で、サイトのフッターに無差別にリンクを埋め込むというやり方だ。

これは確実にペナルティになる。


3.有効な被リンクはナチュラルリンクのみ

有効な被リンクはナチュラルリンク以外にない。

そして、Googleはナチュラルリンクを獲得する方法として以下のようなアドバイスをしている。

自分のサイトに他のサイトから高品質で関連性の高いリンクを作ってもらうには、インターネット コミュニティで自然に人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的な方法です。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役に立つコンテンツを多く提供するほど、そうしたコンテンツが自サイトのユーザーにとって有益だと気付く人が増え、そのサイト コンテンツへのリンクを設定してもらえる可能性が高くなります。

引用:リンクプログラム

私たちも、人気を得られるような独自のコンテンツを作成することで、数多くのナチュラルな被リンクを獲得している。

例えば2020年2月18日に公開した「観光客を35倍にした熊野古道の完璧なコンテンツマーケティング」では、たった1週間で2,000以上の被リンクを獲得している。

ページ

たった1週間で78,000PV、500リツイート、35,000いいねを超えた。それだけの人気を得たことで、数多くの被リンク獲得に繋がったということだ。

熊野古道

このような、有効なナチュラルなリンクを獲得するための方法を3つに分解して解説する。

3.1.良質なコンテンツを作成して集める

良質なコンテンツ作成が被リンク獲得の第一ステップだ。
良質なコンテンツは、ソーシャルメディアでシェアされやすく多くのアクセスを集める。そして多くの被リンク獲得につながる。

逆に、低品質なコンテンツはソーシャルメディアでシェアされないためアクセスも集まらない。

言いたいことだけを言っているような無価値なコンテンツは、誰もシェアするわけがない。結果、ナチュラルな被リンクも得られない。

下の画像を見てほしい。

アクセスデータ

これは、弊社クライアント様サイトの、たった一つの記事に対するアクセス数のデータだ。

この記事は毎月6万以上のアクセスを継続的に集めている。

このように、良質なコンテンツを追求していれば、ナチュラルな被リンクは獲得できるし、たった一つの記事でもビッグキーワードで上位に表示される。

しかし、コンテンツの質が悪ければ、ナチュラルな被リンクは獲得できず、いつまでたっても検索上位には表示されない。SEO攻略の本質は、コンテンツの質にあるということを強く認識し、忘れないようにしよう。

良質なコンテンツの具体的な作成法は『SEOコンテンツの作り方』で詳しく説明しているので参考にして欲しい。

3.2.ソーシャルメディアの拡散を通じて集める

良質なコンテンツを作成したら、ソーシャルメディアで更新情報を配信しよう。

特に有効なのは以下の2つだ。

  • Twitter
  • Facebook

特にTwitterは拡散力が強いので上手に活用すべきだ。良質なコンテンツを作成したら忘れずにTwitterで案内しよう。

前述した「観光客を35倍にした熊野古道の完璧なコンテンツマーケティング」の記事も、Twitterで案内をしたことをきっかけに爆発的な拡散を生んだ。

ぜひ試してほしい。

また、まだこれらのソーシャルメディアページを持っていない、またはファンやフォロワーが十分にいない場合は、Facebook広告やTwitter広告を使うことで効果的に増やすことができる。

ペナルティを受けることが分かりきっているSEO対策に、月々数十万を支払うよりも、よほど効果的なので検討してみよう。

3.3.友人や知人に紹介して集める

地道ではあるが、友人や知人に紹介するのも効果的だ。

理屈は、先ほどのソーシャルメディアの活用と同じだ。本当に価値あるコンテンツで、その人にとって役立つものであれば、自然と口コミが発生する。さらなる友人への紹介が発生するかもしれないし、会社の同僚や上司への紹介にまで発展するかもしれない。

友人や知人への紹介を起点に拡散が発生し、ナチュラルな被リンクに繋がる可能性があるということだ。


4.活用すべき2つの被リンクチェックツール

良質なコンテンツを作り続けても、本当に被リンクが獲得できているのか不安になることも多いだろう。

私たちは以下の2つのツールを活用して、被リンクの獲得状況を確認している。

  • Google Search Console(無料)
  • Ahrefs(エイチレフス)(有料)

それぞれ解説していく。

4.1. Google Search Console(無料)

Google Search Consoleは、webサイトを運営している人であれば必ず導入していると言っても良い「サイトのパフォーマンスを監視、管理するツール」だ。

Google Search Consoleには様々なレポートやツールが実装されているが、そのうちの1つに被リンクのチェックツールがある。

ログインすると、左側に「リンク」と書かれた項目がある。クリックすると「外部リンク」という表示があるが、それがまさに被リンク獲得数だ。(Google Search Consoleでは被リンクのことを外部リンクと呼ぶ)

掲載順位

実はGoogle Search Consoleでは、それが有効な被リンクか無効な被リンクかがわからない。有効無効問わず、外部からのすべてのリンクがカウントされているので、ざっくりと状況を把握する際に参考にすると良いだろう。

また、Google Search Consoleではクロールの統計情報を閲覧することも可能だ。

左側の「以前のツールとレポート」と書かれた項目のうち、「クロールの統計情報」をクリックしてみよう。あなたのサイトのクロール状況についてデータが表示されるはずだ。

グラフ

前述した通り、被リンク獲得の目的はクローラーの巡回を促すことだ。いくら被リンクを獲得できてもクローラーが巡回していなければ意味がない。

被リンクの数とセットでクロールの統計情報を確認しよう。肌感覚的に、1日の平均クロール数100回を超えるあたりで順位が伸び始める傾向にある。一つの目安として認識しておこう。

4.2. Ahrefs(エイチレフス)(有料)

Ahrefs(エイチレフス)とは、被リンクの分析や競合調査に用いられる優秀なツールだ。

Google Search Consoleと比べてより精密に被リンクの状況を把握することができる。

例えば、以下のように調べたいサイトのURLを入力すると、被リンクの獲得状況やそれらを総合的に評価する数値「DR」などを確認することができる。(自社サイトだけでなく他社サイトのリサーチも可能だ。)

エイチレフス

また、有効な被リンクである「dofollow」と無効な被リンクである「nofollow」を分けて調べることができる。

SEOで成果を上げたいと考える担当者は、ぜひ導入すべきツールだ。

※参考
dofollowとは、通常のリンクを辿る状態のことを指し、nofollowの対比として使われるようになった言葉だ。rel=”nofollow”という属性は存在するが、rel=”dofollow”という属性は存在しないので注意が必要だ。

※注意
Google Search Consoleにしろ、Ahrefsにしろ、本当の被リンク数を調べることは不可能だ。あらゆる被リンクチェックツールを確認しても、全ての数値が一致しないことがその根拠だ。つまり、たくさんの被リンクチェックツールを使用すること自体あまり意味がなく、上記で紹介した2つのツールを使えば十分だろう。


まとめ

被リンクの獲得はあくまでも結果論であり、良質なコンテンツがあって初めて獲得できる。

被リンクの獲得が目的になっては本末転倒だ。被リンクだけを獲得してもSEO効果を得ることができないからだ。

何度もお伝えしてきたように、良質なコンテンツと被リンクは、必ずセットで考えなければいけない。良質なコンテンツがあるからナチュラルな被リンクが獲得できるし、その結果としてクローラーの巡回を促し、良質なコンテンツが評価され、SEOの効果が発現するという流れだ。

被リンク獲得を目的にしてもペナルティを受けるだけだ。そんな無意味なことはやめて、徹底してコンテンツにこだわろう。

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コメントはこちらから

  1. いつも参考にさせて頂いています。

    SEOについてお尋ねしたいことがあり、勝手ながら質問させていただきます。

    エステサロンのような地域密着型のサービスを提供する場合、コンテンツ記事はどのように考えればいいのでしょうか?

    「エステ 東京」や「エステ 新宿」など地域名を含めた記事を作成したほうがいいのでしょうか?

    それとも、「エステ」で作成するほうがいいのでしょうか?

    地域名を含めた記事を作成する場合う、地域名の数だけ記事を作成するのは記事の内容が同じになってしまうと思います。

    どのように考えればいいですか?

    宜しくお願します。

    1. 返信が遅れに遅れてすみません。

      エステであれば、「二の腕 エステ」や「足やせ エステ」など、コンテンツになる可能性のあるエステ系キーワードがいくつかあるので、そうしたキーワードから、検索ユーザーの役に立つものを書いて行くといいかもしれません。

      また、エステを必要としている層が検索しそうなキーワードを連想していくのも効果的です。

      地域系のキーワードは記事で攻略するものではなくて、一度サイトのコンテンツのプランを固めた上で、内部リンクの最適化などで上げて行くキーワードですね。

      しっかりとリサーチしなければ、正確なことは言えないのですが、お客様となりうる層の人たちが、普段どういう情報を求めて、どういうキーワードで検索しているのかを考えて、コンテンツを作って行って下さい。

  2. SEOは被リンクが重要というわけではないんですね!
    驚きでした。
    すごく勉強になります。
    もっとアクセスアップの記事等を掲載していただけますと助かります。

    1. ありがとうございます。返信が遅れて申し訳ないです。

      今、まさにそのためのコンテンツを作っているので、もうしばらくお待ち下さい。

      もうちょっとで完成します。

  3. いつもためになるお話をありがとうございます。
    ひとつお伺いさせてください。

    SNSでブログ等更新するときに、記事ページのURLを貼りますよね。
    これは不自然なリンクにはあたらないのですか?

    つまり内容のないページからの自作自演リンクと判断されることはないのでしょうか?自分もブログを書いていてgoogleの検索ペナルティに引っかかったようなので、原因を探しています。

    ご回答よろしくお願いいたします。

    1. ご質問ありがとうございます。

      FacebookやTwitterに投稿する際のリンクには、nofollowという属性が付与されています。従って、SNSでの投稿に関しては自作自演リンクと判断されることは考えにくいでしょう。基本的には、当ページでご紹介している11種類のリンクに注意して頂ければ問題ないです。参考までに、弊社では念のため、新しいサイトを立ち上げた時は、どこからもリンクは貼らないようにしています。もし、FBやTW以外のSNSや、その他意図的に貼ったリンクに心当たりがあれば外してみましょう。また、数ヶ月単位の目線で見て、良質なコンテンツを更新し続けていれば自然と検索順位は戻ってきますので、あまり気にせずにどっしり構えるのも選択肢の一つです。