コンテンツマーケティング運用時に必ずぶつかる8つの疑問とその答え

質問と答え
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今では、ウェブマーケティングに携わる方にとって、コンテンツマーケティングという言葉は一般的な言葉だ。そして、「ユーザーにとって価値あるコンテンツを作る」という言葉を誰もが口にするようになっている。

しかし、この基本的なあるべき姿への理解を持っていても、いざコンテンツを作る段階になると、細かな疑問が出てくるだろう。

実際、弊社のクライアント様とミーティングやセミナーで話をしていると、進め方について本当に細かな質問を多くいただく。そして、それは驚くほど同じ内容だ。

今回は、コンテンツマーケティングの運用において、多くの方が疑問に思うであろうことを、Q&A形式で説明していく。

紹介する質問内容は、この1年で弊社セミナーに参加した400名以上の参加者から実際に出た質問をまとめたものだ。

きっと、コンテンツマーケティングの成果拡大に役立てていただけるだろう。

答えを持っているのは、Googleではなくあなたのコンテンツを読んでいるユーザー

具体的なQ&Aに入る前に、すべての質問に通じる結論的なことをお伝えしたい。それは、多くのサイト運営者は、まだまだ価値あるコンテンツに対する意識が低いということだ。

「ユーザーにとって価値あるコンテンツ」と口にしながらも、頭のどこかでテクニカルに上位表示させることを模索し続けてしまっている。

実際、弊社には、今でも毎月のように「低コストでたくさんの記事を納品して欲しい」といった問い合わせが届く。

このような簡単に集客を成功させようとする考え方は、一時の成果を得られたとしても継続的な成果には絶対に繋がらない。

少し前に、同様の行為に多額の予算を投じ、低品質なコンテンツを公開し続けたメディアが閉鎖する事例が相次いだが、このような行為がなんら価値を生まない事を証明している典型的な例だ。

もし、これから紹介する質問と回答を読んでもなお、疑問が残る場合は、「Googleにとってのベストは?」という思考ではなく「ユーザーにとってベストは?」という思考で疑問に対する答えを導き出して欲しい。

答えを持っているのは常に、Googleでも弊社でもなく、あなたのコンテンツを読んでいるユーザーだ。

それでは、具体的なQ&Aを見ていこう。

質問1.月にどれくらいの記事を公開すべきですか?

弊社のクライアント様には、サイトが起動に乗るまでは、月に15記事から20記事の目標とすることを勧めている。

運用する人数にもよるが、経験上、このくらいの公開数が記事の質を担保する限界の数だと感じているからだ。

しかし、この目標を追いかけて、低品質な記事を公開し続けてもまったく意味はない。低品質な記事を公開するくらいなら、公開数の目標に届かなくても良いので、高品質な記事だけを公開するようにしよう。

質問2.出来上がった記事に満足できない場合、公開しない方が良いですか?

もちろん、すべての記事が完璧だと思えるレベルにすることが理想だ。

しかし、運用初期の成長を加速させるためには、記事の数もある程度は必要だ。完璧を求めすぎて、運用が止まってしまうくらいなら、ある程度のレベルで公開するようにしよう。

質問3.検索ボリュームが多いキーワードから書いた方が良いですか?

コンテンツマーケティングは、書くべきキーワードを抽出、選定するコンテンツプランニングからスタートするが、選定したキーワードの書く順番についての質問もよくいただく。

【注】コンテンツプランニングの進め方については、「ブログを始める前に必ず行いたいコンテンツプランニングの3ステップ」を確認してほしい。

抽出したキーワードは、時間をかけて最終的にはすべて書いていく。そのため、その順番には、あまりこだわる必要はない。

もし、どうしても悩んでしまう場合は、書きやすさを軸に選定すると良い。

キーワードを眺めながら「このユーザーは何を求めているのだろうか?」と思考し、そのニーズがイメージしやすく、そして、そのユーザーに対して答えてあげたい回答があるものを選定すると良いだろう。

質問4.似ている2つのキーワードがある場合、記事はまとめて書いた方が良いですか?

キーワードが似ていて、かつニーズも同一と判断される場合、より検索ボリュームが多い方のキーワードのみの作成で良い。ニーズが同一であればキーワードが違えど、どちらのキーワードでも上位表示されるだろう。

しかし、ニーズが同一かどうかの判断は注意が必要だ。

以下の2つのキーワードを見て欲しい。

一見、同じようなニーズに見えるが、それぞれのキーワードのユーザーが知りたいことを比較しながら検討していくと、以下のように整理できる。

2つのキーワードを比較すると、「費用」と検索するユーザーはリスティング広告を実施するかどうかについての検討段階であり、「予算」と検索するユーザーは既にリスティング広告を実施することは決まっていて、どう運用していくかを検討している段階であることが見えてくる。

つまり、置かれている状況がまったく違うのだ。

このように、一見同じようなニーズに見えるキーワードも深く検討していくと、別のニーズが見えてくることが往々にしてある。

少しでも、ニュアンスが異なると感じるキーワードは、別の記事で書くことを検討しよう。

質問5.記事の文字数はどれくらいがベストですか?

非常によくいただく質問だが、文字数は多い方が良いとも、少ない方が良いとも考えていない。

対象キーワードのユーザーニーズに対して、その要望を叶えることができる最小の文字数であるべき、というのが答えだ。

つまり、より長く説明した方がユーザーにとってわかりやすく、実践しやすくなるのなら、文字数は多くあるべきであり、そうじゃないのであれば、徹底的にそぎ落としていくべきということだ。

記事の文字数は、それぞれのキーワードごとに判断されるべきものであり、サイトの運用方針として決定すべきものではないということを肝に銘じておこう。

【注】同じような質問として、「画像や動画などは入れた方が良いですか?」という質問もよく頂く。この答えもまったく同じであり、ユーザーにとってわかりやすく、実践しやすくなるのなら入れた方が良い。例えば、ストレッチの方法をテキストだけで伝えるよりも、画像や動画があった方が分かりやすいのは明らかだ。そのユーザーにとって最も良い記事を追求し、あるべき姿を追求するようにしよう。

質問6.記事のタイトルでいつも悩んでしまいます。どう考えれば良いですか?

記事においてのタイトルは、最も重要な要素だ。

なぜなら、ほとんどのユーザーはタイトルだけを見て、その記事を読むかどうかを決めるからだ。実際、まったく同じ記事であってもタイトルが違うだけで、集客に10倍の差が出ることも珍しくない。

そのため、タイトルの検討に時間をかけることは、まったく悪いことではい。タイトルは、記事制作の時間配分として10%から20%の時間をかけても良い要素として認識しよう。

具体的なタイトルの検討方法については、以下の記事を読み込み実践して欲しい。

質問7.過去に公開した記事はリライトした方が良いですか?

過去に公開した記事がユーザーにとってわかりにくいと感じる場合や、情報に誤りがある場合はリライトすべきだ。

また、公開後、1、2ヶ月状況を見て、検索上位に表示されない場合も、記事の見直しを検討しよう。

更新頻度を意識して、積極的にリライトしようとする方も見られるが、なんの意味もない。特になんの意図もなくリライトする必要はない。

質問8.サービスサイトとメディアサイトでドメインを分けた方が良いですか?

商品やサービスを販売しているサイトと、集客を担当するサイトを別のサイトとして運用すべきかどうかについての質問もよくいただく。

この質問に対しても、本質的な視点で回答すると、どちらでも良いというのが答えだ。

もし、どうしても意思決定できない場合は、2つの視点で検討すると良いだろう。

1つ目は、効果検証の視点だ。

サービスサイトは、コンテンツマーケティングの活動だけでなく、新商品の追加等によるサイト改修も必要である。 成果状況が上下した場合、企業によっては、どのアクションによって成果に結びついたのかがわかりにくくなってしまうことがある。そのため、複数の部署が一つのサイト運営に関わっている場合は、サービスサイトとは別にメディアサイトを作ることを検討すると良い。

2つ目の視点は、サイトコンセプトの視点だ。

単一の商品やサービスを販売している企業が、サービスサイトで記事として情報提供しようとすると、提供する記事の性格の幅が制限されることがある。

例えば、ワックスを販売している企業の場合、ヘアースタイルの提案を同一ドメイン内で行うことになんら違和感はないが、ファッションに関するコーディネートのコンテンツを提供すると、なぜ、その情報提供が行われているか少し違和感がある。

このように、記事テーマの幅に関する制約を受けないようにしたい場合も、メディアサイトを別に作ることを検討すると良いだろう。

さいごに:あなたが追求すべきことは圧倒的に役立つコンテンツとは何かを考え尽くすこと

検索上位に表示されるコンテンツとは、他のどのサイトよりも、圧倒的に役立つ情報を届けているページだ。そして、この原則は今後も普遍だ。

役立つ情報を生み出すために重要なことは、「ターゲットとするキーワードで検索してくる人が、何を知りたくて、更に潜在的にどのような願望を持っているのか」を徹底的に追求していくことだ。

このようなコンテンツを生み出し続ければ、多くのキーワードで上位表示され、ユーザーは集まってくる。

誤解を恐れず言えば、SEOの内部対策も、コンテンツの内容そのものを追求することに比べれば、その重要性は圧倒的に低い。

検索エンジンだけでなく、SNS等、情報の架け橋となるツールが目指すものは、ユーザーの求めるものとぴったり一致するものを提供することだ。

内部構造に縛られず、価値ある情報を届ける理想を追い求めて、今後も世界中の優秀なエンジニアが常に改善し続けるだろう。

繰り返しになるが、あなたが追求すべきことは、ユーザーが使う検索エンジン等の手段に対するテクニカルな対策ではなく、ユーザー自身が求めていることを形にしていくことだ。

常にこの思考をもって、ユーザーのために徹底的に価値を追求し続けて欲しい。

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