ブログを作ったら最初にチェックすべきブログSEOの12のポイント

突然だが、あなたのブログはしっかりとSEO対策を施しているだろうか?

SEOと言うと、被リンクや、キーワードのみに目が言ってしまいがちだが、その前に、あなたのブログがSEOに最適化された構造になっているかという点が非常に大事だ。

なぜなら、ブログをSEOに適した構造にすることで、より検索エンジンに評価されやすくなり、リンクの獲得戦略やキーワードの最適化から、最大の効果を得られるようになるからだ。

そこで、本日は、ブログを作ったら最初にやっておきべきブログSEOの12の設定項目をご紹介する。

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ブログの基本設定に関する6つのポイント

ブログを作った時に、最初に確認しなければいけないのが、適切なサイト(ブログ)構造になっているかどうかだ?従って、以下の6つのポイントをチェックして、必要であれば、あなたのブログに実装しよう。

1.分かりやすいナビゲーションメニューを用意しよう

ブログの記事やページの間をつなぐナビゲーションメニューを設定することで、ブログ読者が、目的のコンテンツへ迅速にたどり着けるようになる。また、検索エンジンにとっても、そのブログ内で、どのコンテンツが重要なのかを理解するために役立つ。

そのため、ブログを作ったら、以下のように、あなたのブログで扱っていくトピックをカテゴリー分けして、ナビゲーションメニューを用意しよう。

ナビゲーションメニュー

Googleは、ナビゲーションメニューをテキストリンクにすることを推奨している。なぜなら、テキストリンクの方が、検索エンジンにサイトの情報を記録するクロウラーと呼ばれるロボットが巡回しやすいからだ。

従って、ドロップダウンメニューや画像リンクは出来るだけ控えよう。

2.パンくずリストを用意しよう

パンくずリストとは、ブログの訪問者がブログ内のどの位置にいるのかを表すリストだ。

例えば、下図は、バズ部(home)の、コピーライティングカテゴリーの中の、「組み合わせて使うだけで高い成果を出すキャッチコピーの基本型30選」という記事を見ていることを表す。

パンくずリスト

パンくずリストを用意することで、訪問者の利便性が高まると同時に、検索エンジンが、あなたのブログをよりしっかりと理解し評価してくれるようになる。

3.シンプルな階層構造にしよう

シンプルな階層構造とは、以下の図のように、訪問者がブログ内の全てのページに、少ないクリック数(目安は3クリック)で簡単に移動できるようなブログ構造のことだ。

こうすることによって、ナビゲーションメニューやパンくずリストと同じように、読者は、自分がブログ内のどこにいるかが分かりやすくなる。また検索エンジンロボット(クロウラー)も、ブログ全体の構造を把握しやすくなるので、SEOにも好評価を与える。

4.検索エンジン向けのXMLサイトマップを用意しよう

XMLサイトマップとは、ブログ内の構造と、全てのコンテンツを示すページのことだ。これがあることによって、検索エンジンロボット(クロウラー)が、あなたのブログ内にある全てのページを巡回してくれるようになる。

その結果、検索エンジンに表示されるページ数が増え、ブログへのアクセスも増える。

5.分かりやすいURL(パーマリンク)にしよう

ブログのURLを分かりやすく簡潔にすることで、検索エンジンロボット(クロウラー)が、そのコンテンツを巡回しやすくなる。逆に、何かの暗号のように、意味不明で長いURLは、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても不親切だ。

例えば、以下のようなURLは、意味が不明で分かりにくい

https://lucy.ne.jp/bazubu/dir1/?p=7000.html

しかし、次のようなURLにすると、ブログ読者も検索エンジンも、URLを見ただけで、コンテンツの内容が、ある程度分かるようになる。

https://lucy.ne.jp/bazubu/seo/10blog-seo-tips

URL(パーマリンク)を設定する時の注意点は以下の3つだ。

  • 意味不明な文字列を含んだURLにしない
  • page1.htmlのような手抜きのURLはしない
  • 10-tips-to-successful-seo-for -a-new-blog.htmlのような長過ぎるURLにしない

出典:Google検索エンジンスターターガイド

6.404エラーページを用意しよう

404エラーページとは、ブログ内の存在しないURLにアクセスしてしまった時に表示されるページのことだ。

これを用意しておくことで、ブログのユーザビリティを高めることができる。さらに、検索エンジンロボット(クロウラー)が、このページをインデックスしないように設定しよう。※専門的な話だが、サーバー側で404HTTPステータスコードを返すように設定する。

404エラーページを作る際の注意点は以下の通りだ。

  • 「見つかりません」や「404」という文言だけを表示することは避ける。
  • 404エラーページでは、ブログのトップページや人気のあるページへのリンクを用意する。
  • ブログのデザインに合わない404エラーページは使わない。

出典:Google検索エンジンスターターガイド


個別記事の基本設定に関する4つのポイント

次にお伝えする4つのポイントは、ブログ全体よりも、ブログの個別記事を準備する時に必ず抑えておくべきものだ。

7.読者と検索エンジンの双方に評価されるコンテンツを

読者と検索エンジンの双方に評価されるコンテンツを作るには、まず、SEOキーワードリサーチのスキルをしっかりと身につけよう。キーワードリサーチのスキルを身につけると、どれぐらい多くの人が、どんな情報を求めているかが分かるようになる。

結果、人から感謝されるコンテンツを作ることができて、ブログへの訪問者が増える。ブログへの訪問者が増えると、検索エンジンも、あなたのブログに適切な評価を下すようになる。結果的に、検索上位に表示されるようになる。

コンテンツを作る際の注意点は以下の6つだ。ブログ記事を書くときに見るようにしよう。

  • 文法間違いや誤字脱字の数を抑える。
  • テキストが豊富なコンテンツを作る。:現状では、検索エンジンは 、ランキングの決定においてテキストを重視している。
  • カテゴリー分けをしてコンテンツを適切に分類する。:最初から、ブログで扱うカテゴリーを決めておいて、それぞれの記事が、どのカテゴリーに該当するのかが、読者にも検索エンジンにも伝わるようにしておこう。
  • ブログ内で内容が重複するコンテンツを作らない。:言い換えると、常に新鮮で独自性のあるブログ記事を提供しよう。
  • 隠しテキスト、隠しリンクは作らない。
  • 文中に、読者にとって無意味なキーワードを詰め込まない。:この2つのように読者を騙すような仕組みは、検索エンジンロボットは、すぐに見抜く。そして、容赦なくペナルティを与える。

8.見出しタグを適切に使おう

個別の記事を書くときは、見出しタグを適切に使うことによって、読者と検索エンジンロボット(クロウラー)の双方が、その記事内の重要ポイントを一目で把握できるようになる。

見出しタグは、最も重要性が高いことを示す<h1>から、最も重要性が低いことを示す<h6>までの6種類のサイズがある。見出しタグを使う時の注意点は以下の3つだ。

  • 見出しタグはデザイン構成ではなくページ構成という観点から使う。:見出しタグは記事の構成を整えるために使うものだ。デザインを整えるためのものではない。
  • <strong>タグの方が適切な箇所に見出しタグは使わない。:見出しタグは記事内の1つのトピックがどこで終わって、次のトピックがどこから始まるのかを明確化するために使うものだ。
  • 見出しタグのサイズは、<h1>から<h6>の順に小さくなるように設定する。:サイズの順番を逆にしてしまうと、読者も検索エンジンも混乱してしまう。

 


9.適切なアンカーテキストを挿入しよう

アンカーテキストとは、<a href  =”○○○”></a>のタグの間に挟まれているテキストのことだ。このアンカーテキストは、読者と検索エンジンロボット(クロウラー)の双方に、リンク先のページに関する情報を伝える重要な要素となっている。

ブログ内の内部リンクでも、他サイトへの外部リンクでも、アンカーテキストを適切に挿入することで、検索エンジンが、ページの内容をより詳しく理解するために役立つ。

アンカーテキストを挿入する際のポイントは以下の7つだ。

  • 「ここをクリック」のようなアンカーテキストは避ける。
  • リンク先の内容に無関係のテキストを指定しない。
  • ページのURLをアンカーテキストにしない。
  • 短く簡潔なアンカーテキストにする。
  • リンクだとすぐに分かる書式を設定する。
  • 内部リンクのアンカーテキストにも気を配る
  • 読者にとって無意味なリンクは作らない

出典:Google検索エンジンスターターガイド


10.画像利用を最適化しよう

ブログデザインは、読者にとっても、検索エンジンにとっても、あなたのブログを評価する上で重要なポイントとなっている。

ブログで画像を使用する際の注意点は以下の5つだ。

  • 画像のファイル名に、image1.jpg、1.pngのような名前を使わない。
  • 画像のファイル名を極端に長くしない。
  • 画像をリンクとして使う場合は、altテキストを設定する。
  • altテキストは簡潔に記述する。
  • ブログのナビゲーションメニューに画像リンクは使わない。

出典:Google検索エンジンスターターガイド

※altテキストとは

ブログ読者の使っているブラウザ設定などの問題で、画像が表示されない時に、代わりに表示されるテキストのこと。文字リンクの際のアンカーテキストと同じ役割を持つ重要な要素。


ブログトップと個別記事に共通の2つのポイント

最後に、ブログのトップページと個別記事の双方にとって重要なポイントを2つご紹介する。

※あなたがWordPressを使っているなら、WordPressプラグイン10選でご紹介しているAll in One SEOを使う事によって、以下の2つのポイントを簡単に実践することができる。

11.適切なブログ(記事)タイトルを付けよう

ブログのタイトルは、サイトの訪問者と検索エンジンの双方に、そのブログがどんなトピックについて書かれているのかを伝えるものだ。検索エンジンにブログが表示される時は、「検索キーワード」が下図のように太字で表示される。

読まれるブログタイトルの2大原則を確認して、最適なブログタイトルをつけよう。

ブログSEOの観点から見た時の、ブログ(記事)タイトルの注意点は以下の5つだ。

  • ページの内容を適切に表すタイトルをつける。
  • 「無題」や「ページ1」のようなあいまいなタイトルにしない。
  • ブログ内の全てのページに違うタイトルをつける。
  • 極端に長いタイトルをつけない(原則32文字以内)。
  • 不要なキーワードを詰め込まない。

12.ブログの内容を簡潔に表す「概要」を設定しよう

専門用語で言うと、descriptionのメタタグを設定するということだ。これを設定することで、下図のように、検索結果の部分に表示されるようになる。

このメタdescriptionを設定する際の注意点は以下の5つだ。

  • ページの内容に関係のない記述をしない。
  • 「○○についてのページです。」のような退屈な文章にしない。
  • キーワードだけで埋め尽くさない。
  • ページの内容をコピー&ペーストしない。
  • 全てのページに違うdescriptionを設定する。

1つ1つ地道にチェックしていこう

WEB上には、SEO対策に関する情報が、星の数ほど存在する。そして、アレは効果がない、コレは重要だという議論がなされている。

残念ながら、そうした議論のほとんどは、ただの「憶測」であり「事実」ではない。

そのような憶測に振り回されるよりも、「Googleウェブマスター向け公式ブログ」のような信頼できるソースから出されている情報を優先しよう。そして、当記事も参考にして頂けると幸いだ。

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