Fetch as Google を使ってGoogle への再クロールを依頼する方法

20160510-201
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Fetch as Google は Search Console の機能の1つであり、主に

  • Google への再クロールを依頼する
  • レンダリング機能を使ってエラーをチェックする

を活用することができる。これはクローラー最適化の効果を高めるサポートが受けられるということだ。

レンダリングとは、HTML・CSS・JavaScriptや画像などのソースからなるコンテンツをブラウザの画面に表示することだ。Fetch as Google を使うと検索エンジンロボットから見たサイト表示のシミュレーションができるため、SEOの効果を少しでも改善するデバッグ機能として心強い。

ここでは Fetch as Google の使い方を分かりやすく解説しよう。

注:ウェブマスターツールの名称が変更
Google は2015年5月20日にウェブマスター ツールの名称を Google Search Console に変更している。

1.Fetch as Google 画面へのアクセス方法

最初に Search Console にログインしたら、該当するドメインをクリックする。そして次の図のように左メニューにある「クロール」の中に「 Fetch as Google 」があるのでこれをクリックしよう。

すると Fetch as Google 画面へアクセスできる。

また対象とするデバイスが次の中から選べる。

これはクローラからのサイトの見え方を確認するもので、

  • PC:デスクトップPCのブラウザに表示されるサイト
  • モバイル: スマートフォン:スマートフォン対応サイト
  • モバイル: XHTML/WML:フィーチャー フォン用モバイル(ガラケー)向けサイト
  • モバイル: cHTML:XHTML/WMLと同様にフィーチャー フォン向けサイト

の4種類の中から必要なものを選択しよう。(フィーチャーフォン用を選択するとレンダリング機能は使用できない)

2.Google への再クロールを依頼する方法

まず対象の URL を指定して、下図のように「取得」をクリックしよう。

ここでは例としてサイト全体をクロールしてもらうため、入力欄を空白にする。

すると次のようにデータの取得内容が一覧に表示される。

ここでは「完了」というステータスが取得できた。各ステータスとその内容については、こちらの表を参考にしてほしい。

No. ステータス 取得内容
1 完了 サイトに正常にアクセスし、ページのクロールができた。
2 リダイレクトされました サーバー側でリダイレクトの設定がされているか、またはURLの入力ミスが考えられる。
3 見つかりませんでした ページが見つからない(404コード)が表示されている可能性がある。
4 権限がありません サーバー側で閲覧禁止(403エラー)の設定、またはGoogleからのアクセスがブロックしている可能性がある。
5 DNS で検出されません 入力されたURLをGoogleは取得できなかった。ドメイン名が誤っていないか確認しよう。
6 ブロック robots.txt ファイルによるアクセス制限で発生するエラーだ。robots.txt を更新すると解決する。
7 robots.txt にアクセスできません robots.txt ファイルを作成して設置すると解決するだろう。『robots.txt テスターの使い方』も参考にしよう。
8 アクセスできません サーバーがちゃんと稼働しているか確認しよう。
9 一時的にアクセスできません サーバーからの応答に時間がかかり過ぎたか、Fetch as Google からのリクエストが多すぎた可能性がある。しばらく経ってから再度、取得をしよう。
10 エラー エラーが発生したため Google は取得が完了できなかった。

 

さらに詳細ページを見るには、そのデータ取得結果の行をクリックすると確認できる。次の図は実際の詳細ページだが、ステータスの詳細やクローラーが取得したソースコードまで確認できる。

もしステータスでエラーが発生した場合、Google への再クロールは一旦止めて、担当のWEB制作者がいるならこのソースコードを見て解決してもらおう。

それでは、Google に再クロールを依頼するために画面上部にある「インデックスに送信」ボタンクリックする。

ちなみに「インデックスに送信」ボタンは、

  • 取得ステータスが 「完了」、「一部」または「リダイレクトされました」
  • データの取得から4時間以内

であることが使用する条件のようだ。

すると次の送信方法を選ぶ画面が表示される。

送信方法は次の2つから選べる。

  • この URL のみをクロールする: 再クロール対象として 1 つの URL だけ指定する場合に使う。この方法で1 か月に送信できる URL は 500 件まで 。
  • この URL と直接リンクをクロールする:指定した URL とその URL ページ上に掲載される全てのリンクを対象とする場合に使用する。通常はトップページなどを指定する。ただし、この方法での送信件数は 1 か月に 10 件まで。

ここでは例として「この URL と直接リンクをクロールする」を選択し、「送信」をクリックした。

ここで選択した内容が画面上に次のように表示される。

 Fetch as Google 画面に戻ると下図のように一覧に送信状況表が示されたら成功だ。

このあと、いつクローラーが巡回してくるかだが、その日でクロールしてインデックスされることもあれば数日かかることもあった。

確認するには Google 検索サイトで、ドメインの冒頭に「site:」と入力してを検索すると簡単にチェックできる(例えばドメイン名が「http://◯◯◯.com」の場合、「site:◯◯◯.com」と入力)。

3.レンダリング機能を使って詳細を確認する方法

まずURLを指定し、クローラーが対象とするデバイスを選んだら「取得してレンダリング」をクリックしよう。

ここでは一つの例としてトップページをチェックしたいので入力欄を空白にし、デバイスはデスクトップPCのブラウザに表示されるサイトを対象とするため「PC」を選択した。

レンダリングには時間がかかるので、しばらく待っておこう。

レンダリングが完了するとデータの取得内容が次のようにリストに追加される。

ここではステータスが「完了」となり、問題ないことがわかった。各ステータス名とその内容・対処については下の表を参考にしてほしい。

No. ステータス 取得内容
1 完了 Google は正常にサイトにアクセスしてページをクロールし、ソースコードの取得もできた。 
2 一部 Google のアクセスはうまくいたったが、URL上の一部のソースコードしか取得できなかった。再度データ取得を行うと解決することもあるが、解決しない場合、詳細ページを確認して問題解決に取り組もう。
3 リダイレクトされました サーバー側の指示、またはソースコードの取得の段階でリダイレクトされた可能性が高い。原因を探るには詳細のソースコードを確認する必要がある。
4 見つかりませんでした ページが見つからない(404コード)と表示されている可能性が高い。
5 権限がありません ウェブブラウザでそのページにアクセスすると閲覧禁止(403エラー)を表示している可能性があることを示す。
6 DNS で検出されません ドメイン名(http://◯◯◯.comなど)を正しく入力したかどうかを確認しよう。
7 ブロック Google が URL を取得できなかったのは、クローラーが robots.txt ファイルでブロックされたことが原因だ。robots.txt を更新すると解決する。
8 robots.txt にアクセスできません robots.txt ファイルを作成してサーバーにアップロードしよう。
9 アクセスできません サーバーが落ちていないか確認しよう。
10 一時的にアクセスできません Fetch as Google での取得実行が多すぎた可能性がある。
11 エラー 頻繁に起こる場合は Search Console のサービス サポートに問い合わせよう。

 

詳細ページを見るには、先ほどのレンダリング結果の行をクリックしよう。すると下図のようにレンダリングした内容が表示される。

もし何かエラーが発生すると、この詳細ページにどういった事が原因でエラーと検出したのかが表示されるため、ページの問題解決のヒントがもらえる。

またレンダリング結果では、クローラーの見え方とブラウザ上での見え方の両方が確認できる。これを確認することで、あなたのページ情報が正確に検索エンジンロボットに伝えられているかが分かる。

同じページで Googlebot タイプを「スマートフォン」に変更してレンダリングを行った結果、次のように表示された。

デスクトップ用のブラウザでは問題なく表示されているが、スマートフォンでちゃんと表示されていない場合、改善のヒントになる訳だ。レスポンシブのサイトデザインのチェックツールとして活用してほしい。

以上が Fetch as Google の使い方となる。

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