検索エンジンの仕組み

20160509-122
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

突然だが、あなたは検索エンジンの仕組みをしっかりと理解しているだろうか。

そして、Googleが、どのような理念を持って、アップデートやアルゴリズムの改善を行っているか知っているだろうか。

おそらく、大半の方はあまり知らないと答えるだろう。そして、「知らない」と答えた方は、きっとSEOで成果を得られていないだろう。

それどころか、全く的外れで無意味な施策ばかりに時間を費やして、検索エンジンからのアクセスが増えるどころか、どんどん落ち込んでいっているのではないだろうか。そこまではいかなくとも、今の施策で、いつペナルティを受けるかビクビクしている方もいるだろう。

もし、あなたが、そうした不安を取り除き、本当の成果を出したいのであれば、ぜひ当ページをじっくりと読み込んで検索エンジンの仕組みやGoogleの意図を抑えておいてほしい。

そうすれば、何が本当に有効な対策で、何が避けるべき対策であるのかが全て分かるようになることをお約束する。

それでは始めよう。

1.Googleの理念に対する理解なしにSEOは不可能

本当に効果的なSEOとは何なのかを知るためには、検索エンジンの仕組みを知る前に、まず、Googleの理念を理解しておくことが重要だ。なぜなら、それを知ることによって、Googleがどのようなサイトが検索上位に表示されるべきと考えているのかが分かるからだ。

それでは早速、ご説明していこう。

1−1.Googleは検索エンジンユーザーを最も大切にしている

結論から言うと、 Google は、ユーザーにとって、もっともっと役に立つ「完璧な検索エンジン」の実現を追い求めている。

下記は Google の本サイトからの引用だ。

「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである。」

Googleがユーザーのためにしていること

シンプルに考えてみて欲しい。

Google で何か知りたいことを検索した時に、全く何の役にも立たないサイトばかりが表示されていたら、誰も Google を利用しなくなり広告収入は激減する。逆に、検索した時に、知りたかった情報やノウハウが完璧に分かるサイトばかりが表示されていたら Google のユーザーは更に増えて行き広告収入がさらに増える。

さらに、Googleは10個の理念のうち最上部にユーザーを置いている。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google が掲げる10の事実

だからこそ、Googleは常に「ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジン」を追求しているのだ。

1−2.Googleは良質なコンテンツを評価する

2000年代前半の検索エンジンは、詐欺のような広告や、全く何の役にも立たないアフィリエイトサイト、自社商品を売り込むことだけを考えているサイトなど、ユーザーにとって何の価値もないサイトが表示されていた。

しかし、2011年の終わり頃から、ユーザーに対して全く価値を与えないサイトは、一気に検索圏外に飛ばされ、検索ユーザーが求める情報やノウハウを、非常に詳しく分かりやすく解説しているサイトが上位表示されるようになってきた。

そう、検索エンジンは、「ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返す」エンジンに大きく近付いているのだ。

それでは、Google はそのようにユーザーにとって価値のあるサイトが上位表示される検索エンジンにするために、どのような仕組みで、それぞれのサイトの順位を決定しているのだろうか?

次に、それを解説する。

注!
先に結論をお伝えすると、良質なコンテンツさえ作り続けていれば、SEOでいくらでもアクセスを集められるようになる。もし、現段階で、それを信じられないなら、検索エンジンの仕組みを理解して、良質なコンテンツが検索上位に表示されるように、Googleが何をやっているのかを知るために下記を読み進めて欲しい。

2.検索エンジンの仕組み  ~ サイトの検索順位が決まるまで ~

あなたが、サイトを作ってから、Googleの検索エンジンが検索順位を決めるまでには以下の3つのステップがある。

・クローリング:Googleがあなたのサイトを発見する。
・インデックス:Googleがあなたのサイトをデータベースに登録する。
・ランキング:Googleがあなたのサイトの検索順位を決める。

それぞれのステップで具体的に何が行われているのかを詳しくご説明する。

2−1.クローリング

WEB上には、クローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットが巡回している。クローラーは、本好きな人が世界中の全ての本を集めようとするように、WEB上の全てのページを集めようとしている。

このクローラーが、あなたのサイトに回ってきたときに、検索エンジンは初めてサイトの存在を知る。そのため、サイトやページを作ったら、まずクローラーに発見してもらうことがSEO対策の第一歩となる。

具体的には、

・リンクが自然と集まる良質なSEOコンテンツの作成
・XMLサイトマップの送信

の2つを行わなければならない。

また、人が、良い本なら何度も読み返そうとするように、クローラーも良質なページであれば、何度でも巡回しようとする。そして、何度も同じページがクロールされることで、ページ内容が正確に評価されるようになるのだ。

そのためには、サイトの内部構造の最適化も重要だ。なぜなら、クローラーは、一つ一つのページに貼られている内部リンクをたどって、他のページに移動するからだ。サイト内部の構成をクローラーが巡回しやすいようにすることで、サイトの隅々まで認知してもらえるようになる。

チェック!
ナチュラルなリンクが自然と増えるような良質なコンテンツを作ると、クローラーの巡回経路(=外部からの被リンク)が増えるため巡回頻度があがる。そして、サイトの内部構造を整理することでクローラーの巡回効率があがり、スムーズに各ページを確認してもらえるようになる。
 

2−2.インデックス

クローラーが集めてきたページの情報は、全てGoogleのデータベースに登録される。このデータベースへの登録のことをインデックスという。

例えば、買ってきた本を、後で見返すことができるように、いつも使っている本棚に保管することと同じだと考えると分かりやすいだろう。

この時に、重要なのは、ページ自体を検索エンジンからみて読みやすいように整えておくことだ。なぜなら、検索エンジンはインデックスされた情報をもとに後述するランキングを行うからだ。

せっかく良い内容が書いてあったとしても、それが検索エンジンにとって読みにくく書かれていると、その内容を適切に評価しにくくなってしまう。(= 本来あるべき順位よりも下に評価されてしまう。)

誰だって内容は良くても、読みにくい本は敬遠しがちになってしまう。そこで、この段階では、検索エンジンのためのWEBライティングも重要になる。

重要!
文章が読みやすく書かれている本の方が、内容を理解しやすいのと同じで、適切に構成されているページの方が読みやすく、SEO的に正当に評価されやすくなる。そのための施策をインデックス最適化という。
 

2−3.ランキング

Googleのランキングロボットは、インデックスされた全てのWEBページを見て、様々な要素を総合的に分析して、それぞれのページの検索順位を決める。これをランキングという。

検索順位は、キーワードとコンテンツの関連性や、キーワード密度など200項目以上の要素から総合的に決定される。

その検索順位決定要素のことをアルゴリズムという。

おそらく、あなたも一度は耳にしたことがあるパンダアップデートやペンギンアップデートは、Googleがアルゴリズムの改善のことを言う。Googleはアルゴリズムを頻繁に変更しているため、何が評価項目になっているのかを知ろうとしても無意味だ。

ただ、一つ言えることは、Googleは検索ユーザーにとって最も役立つコンテンツが上位に表示されるべきだと考えている。そのため、良質なコンテンツを作り、クローリングとインデックスの最適化を行うことが最も確実なSEO対策だということだ。

実際に、弊社が行っていることもそれだけだ。(詳細は後述)

重要!
パンダアップデート』や『ペンギンアップデート』を理解することでGoogleがどのようにアルゴリズムを改善したいと考えているのかが分かる。
 

2−4.Googleはこの3つ全ての精度向上を頻繁に行っている

今よりももっと検索ユーザーにとって価値のあるサイトが検索上位に表示されるように、Googleは、クローリング・インデックス・ランキングの全てを日々改善している。

例えば、ランキングだけで言っても、正に低品質なサイトの順位を下げ、良質なサイトの順位を上げる目的でパンダアップデートが行われている。また、Googleのアルゴリズムの隙間をついて無理矢理、検索順位をあげていたサイトを排除するためにペンギンアップデートが行われている。

さらに、あまり有名ではないが、クロールとインデックスのスピードを大幅に改善したカフェインアップデートや、ページ上部に過度な広告がなされているサイトに対処するためのページレイアウトアップデートなども行われている。

しかし、これから検索エンジンに精通したいあなたにとって、最も大切なことは、個々のアップデートで何が行われているのかという枝葉に振り回されることではない。重要なのは、Googleが、どのような意図を持って、どのような状態を目指して、これらのアップデートを行っているのかを知ることだ。

3.あなたが本当に行うべき3つの施策とは

このように検索エンジンの仕組みを理解すると、何をやればサイト全体のSEO効果を上げることができるのかが分かる。

具体的に正しいSEO対策は以下の3つに分かれる。

  • 1.クロール最適化
    クロールの頻度を上げることによりサイト内の各ページの情報を正確に読み取ってもらうこと。クロール頻度を上げるためには、外部サイトから自発的にナチュラルなリンクが貼られるぐらいに良質なコンテンツを作ることが最も重要だ。そして、上位表示させたいページに優先的にクローラーが回るように内部SEOを施すこともクロール最適化に属する。
  • 2.インデックス最適化: 
    Googleのランキングエンジンがページの内容を正確に理解するように、ページのHTML構造を最適化すること。または、検索結果に載らなくても良いページはインデックスされないようにすること。このためにまず重要なのは、WEBライティングの基本を抑えて、検索エンジンから見て読みやすいページを作ることだ。さらに、noindexを有効活用して、インデックスされるべきページとインデックスされなくても良いページを区別することも重要だ。
  • 3.コンテンツ最適化(最重要!)
    Googleからも検索ユーザーからも感謝され、誰もが検索上位に表示されるべきと思うぐらい有益なページを作ること。そもそも、良質なコンテンツがなければ、どれだけクロール最適化やインデックス最適化に力を注いでも意味はない。なぜなら、クロール最適化とインデックス最適化は、ページを本来あるべき順位よりも上に表示させることではなく、そのコンテンツの価値を適切に評価してもらうためのものだからだ。

この3つをしっかりと頭に入れて、今あなたが行っている施策は、この中のどれに当てはまるかが判断できるようにしておこう。

例えば、被リンクの獲得はクロール最適化の一つで、「ナチュラルリンクを増やし、クローラーの巡回頻度を上げて、ページの隅々までが正確にインデックスされるようすること」を目的として行う。

多くの方は、被リンクが多いほど、検索順位が高まると誤解している。そのため、全く意味のない被リンク業者に騙されて任せてしまう。しかし、既にクローラーが回っている既存のページの検索順位を上げたいのであれば、本当に行うべきなのは、コンテンツの最適化とインデックス最適化だ。

これが分からずに無謀な被リンク獲得で検索順位が落ちたり、ペナルティを受けたという方は大勢いることだろう。

検索エンジンの仕組みを理解すると、業者のそのような詭弁に惑わされることはなくなる。

4.検索エンジンの仕組みを理解すること = Googleのビジョンを理解すること

検索ユーザーは、自分が求める情報を手に入れるために最も良いページにアクセスするために検索エンジンを使う。

そして、Googleは、検索ユーザーを満足させるために、最も良質なページが検索上位に表示されるように、優秀なエンジニアが日夜改良を繰り返している。

繰り返しになるが、王道のSEOとは、あるキーワードで検索上位に表示されるべきコンテンツ( = 最も良質なコンテンツ)を作り、そのコンテンツが適正に評価されるように、クロール最適化とインデックス最適化を行うことだ。

そうすることで検索エンジンの利便性が上がるためGoogleからもユーザーからも感謝される。

逆に、検索ユーザーにとって何の役にも立たない低品質なページの検索順位を無理矢理あげようとするブラックハットSEOを行おうとしても、すぐにGoogleによってペナルティを受ける。常に、ユーザーにとって最高のコンテンツを作り提供するという王道のSEOを心がけよう。

それだけで、最短で上位表示を達成できるようになる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

無料EBook:バズ部式マーケティング
PPC広告費を1/10にして売上を倍増させる全手法

PPCに頼り切ったマーケティングの打開策としてコンテンツマーケティングについて調べているがよく分からないと悩んでいませんか?

本書は弊社やクライアント様がコンテンツマーケティングに取り組み

  • ・SEOのみで月間100万PV集めた方法
  • ・平均6.92%のコンバージョン率が出た新規顧客獲得法
  • ・CPLやCPAを大幅に改善した方法とそのからくり

など、コンテンツマーケティングの効果と、具体的な施策内容を全94ページに渡って詳細に解説しているものです。

是非、貴社のWEBマーケティングにもご活用下さい。


EBookをダウンロード

最新の記事情報が取得できます

Facebook

「いいね!」ボタンを押すと、最新情報がすぐに確認できるようになります。

Twitter

「フォローする」ボタンを押すと、最新情報がすぐにツイート上で確認できるようになります。

コメントはこちらから

  1. このページに対する疑問には適さないかもしれません。

    素人が読んでもわかりやすい文章を書くことがWEBライティングの基本とのことでしたが、それに対する疑問が3つあります。
    ・横文字を多用した文章は読みにくいうえに、読者がわからないたびに調べる必要が生じるので、本当の素人向きの文章ではないのではないか(ペルソナ、インデックスなど)
    ・CTAやラポール、リスト取得LPなどの専門用語が書いてあることも読者が素人では難しいのではないか
    ・ペルソナ(ターゲットの想像した姿)を決めて書いた文章は素人向きとは言えないのではないか、双方に矛盾が生じないか

    良かったら、回答をお願いします。

    1. ご質問いただき、ありがとうございます。
      質問内容を拝見して、いろいろと混同されているように感じました。

      まずバズ部での定義で恐れ入りますが、「誰が読んでも分かりやすい」とはコピーライティングになります。
      (Webライティングはあくまで検索エンジンに適切に評価したもらうためのものです)

      コピーライティングでは、専門用語の補足をつけるのは一部で、いかにユーザーが読み進めたくなるような文章にするかが重要になります。
      また、あまりに初心者向けに解説しすぎると、内容が馬鹿丁寧になり、読み進めてもらえないこともあります。
      そこは推敲と校正を何度も重ね、同僚にも読んでももらい、コンテンツを作り上げていきます。

      またバズ部では、ペルソナはあくまでキーワードの潜在ニーズを深堀りするときに活用するもので、
      その深堀りしたニーズにいかに応え、満足してもらえるコンテンツを作っていくかを大事にしています。

  2. マキシマ F

    よこからすみません。
    私はサラリーマン(IT業界ではない)で、趣味でホームページを作成しています。
    素人です。
    このサイトは素人に非常に勉強になり、良いサイトだと思います。
    中にはわからないところもありますが、その都度別窓で意味を調べながら読んでいます。
    私にはいろいろな事を知る事ができて、ホントちょうど良いサイトです。