今改めて知るべき「Googleアルゴリズム」とは~SEOの本質~

20160509-121
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現在では、SEOの本質は間違いなくコンテンツにある。

そしてあなたのコンテンツが検索エンジンで何位に表示されるかは、Googleのアルゴリズムによって自動で決まる。

そのためアルゴリズムを深く知れば、自分のサイトをずっと検索上位に表示させられると考える人は少なくない。

しかし、結論から言うと、アルゴリズムを解明しようとすることは無意味だ。

なぜならGoogleは、絶えずアルゴリズムに変化を加えているため、24時間後には別ものになっているからだ。また、アルゴリズムの隙間をついて無理矢理上位表示をさせようとする行為はブラックハットSEOになるため、すぐにペナルティを受けることになる。

そのため、ここでは、Googleのアルゴリズムの本質である、「Googleがどのような目的のもとに、どのようなステップでアルゴリズムを改善しているのか」をお伝えする。

これを知ることで、Googleが、具体的にどういうサイトが上位表示されるべきと考えているのかが分かる。そして、検索エンジンがコンテンツを評価する時の精度が、どのように上がって行くのかも分かる。

そして、そういうサイトを作るだけで、あなたはSEOでいくらでも集客できるようになる。実際にバズ部も、Googleの考え方に共感し、Googleにも検索ユーザーにも好まれることを行っているだけだ。

これを理解しておくことは、SEOで結果を出すために絶対的に重要なので、ぜひしっかりと抑えておいて欲しい。

1.アルゴリズムとは?

アルゴリズムとは、サイトの検索順位を自動で決めるための計算方法(プログラム)のことだ。

例えば、「スーツ 着こなし」と検索する人は、自分がスーツを格好良く着る方法や参考にできる着こなし例を知りたいと思っているし、「新宿 ランチ 安い」と検索する人は、新宿の安くて美味しいレストランを知りたいと思っている。

その時に、どのコンテンツが、それぞれのキーワードで検索する人に最も役立つのかを判断して、どのページを上位表示させるべきかを決めているのがアルゴリズムだ。

つまり、Googleはアルゴリズムによって、それぞれのキーワードで「検索する人が求めている情報に最も合致しているページの中で最も良質なコンテンツが上から順に自動的に表示される」ようにしようとしているのだ。

チェック!
国立情報科学研究所の「アルゴリズムってなんでしょか」でアルゴリズムがどういうものなのかが分かりやすく解説されている。興味がある方は目を通しておこう。

2.Googleのアルゴリズムの200の要因

Googleのアルゴリズムは、検索ユーザーが本当に探している情報を表示するために200以上の指標を組み合わせて、ひとつひとつのコンテンツを評価している。これからお伝えするのは、2009年に作成されたアルゴリズムの200の指標に該当するだろうと考えられているものだ。

あらかじめお伝えしておくと、これらを深く理解しようとすることには全く意味がない。

なぜなら、Googleは、2011年だけでも500回以上もアルゴリズムを改善しているからだ。そして、改善の度に、新たな指標を加えたり不要なものを削除したりしているからだ。つまり、アルゴリズムを分析しようとする行為自体には意味がない。

大事なのは、この後にご紹介する「Googleのアルゴリズム開発に対する考え方」を理解することだ。

この事実を一番に頭に入れて、あくまでも参考として見ておこう。

ドメインに関する項目
・ドメイン年齢
・ドメイン取得からの期間
・ドメインの Who is 情報の表示の有無
・トップレベルドメインの地域( .jp .asia 等)
・トップレベルドメインの種類(.com .net 等)
・サブドメインかルートドメインか
・ドメインの過去の履歴(IP変更の回数)
・ドメインの過去の所有者(所有者変更の回数)
・ドメイン内キーワードの使用
・ドメインのIPアドレス
・同じIPアドレスを使用している別ドメインのサイトの質
・ドメインの評判
・ウェブマスターツールの地域設定

サーバーに関する項目
・サーバーの場所(日本?アメリカ?)
・サーバーの信頼性

URLに関する項目
・URL構造
・HTML構造
・見出しタグの使い方
・外部CSSやJavaScriptの有無や活用方法
・サイトのアクセシビリティ(ナビゲーションの構造や Java Script 等)
・canonicalの正しい使用(必要な場合)
・HTML記述の正確性
・クッキーの使用の有無

コンテンツに関する項目
・サイト内の使用言語の一致
・コンテンツの質(オリジナルコンテンツか否か)
・コンテンツの文章の量
・リンクと文章の比率
・文章コンテンツと画像やリンクコンテンツなどの比率
・コンテンツのトピックの統一性と新鮮さ
・コンテンツ内で使用されている文章(キーワード等)と扱っているトピックの一致性
・どのようなコンテンツが多いか?
 ( 行動 or 情報収集 or 指名検索 )
・コンテンツや市場の専門性/ニッチ性
・キーワードの使用(公序良俗に反する言葉の有無)
・画像のALTタグなどの設定
・サイト内のユーザーにとって全く価値のないスパムコンテンツの有無
・文章の正確性(誤字脱字や意味をなさない文の有無や比率)
・コピーではなく独自の言葉で書かれているか

内部リンクに関する項目
・ページ内の内部リンクの数
・ターゲットテキストが最適化された内部リンクの数
・サイト内の別ページからの内部リンクの数(ナビゲーション等からのリンクは除く)
・no follow リンクの数
・内部リンクの密度
robots.txt の使用の有無や使用の適切さ

サイト全体に関する項目
・サイトの更新頻度
・サイト内のページ数
・Googleにインデックスされてからの時間
・XMLサイトマップの使用
・お問い合わせ先や運営者情報、プライバシーポリシーなどの有無
・サイトかブログか

ページに関する項目
・meta robot タグの使用の有無や適切さ
・ページの公開からの時間
・ページの新鮮さ(頻繁に追記されたり修正されたりしているかどうか)
・サイト内の重複コンテンツの有無
・コンテンツの読みやすさ ( reading level )
・ページの表示速度
・ページの種類( サイトのメインコンテンツか否か)
・サイト内でのページの人気度(そのページに対する内部リンクの数)
・ページの人気度(そのページに対する外部リンクの数

SEOキーワードに関する項目
・タイトル内にキーワードが使われているか否か
・タイトル内のキーワードの位置(先頭か真ん中か後ろか?)
・ALTタグ内でのキーワード使用の有無や適切さ
・内部リンクのアンカーテキスト内のキーワードの有無や適切さ
・blod や italic が使われているキーワードの有無や適切さ
・本文内でのキーワードの位置
・本文内でのキーワードの使い方や頻度
・対策しているキーワードと、ページの内容やサイトのメイントピックとの関連性
・ファイルの名前でのキーワード使用の有無
・URL内でのキーワード使用の有無
・キーワード使用の自然さ
・HTML内でのキーワード使用の有無や適切さ

外部リンクに関する項目
・ドメイン当たりの外部リンクの数
・ページ当たりの外部リンクの数
・リンク先のサイトやページの質
・リンク先にスパムサイトなどが含まれているか否か
・リンク先サイトやページとの内容の関連性
・リンク先が404になっているか否か
・SEO業者のサイトに自動でリンクされるようになっているか否か
・外部サイトの画像ファイルへのリンク(外部サイトの画像引用の有無)

被リンクに関する項目
・リンク元サイトとの関連性
・リンク元ページとの関連性
・リンク元サイトの質
・リンク元ページの質
・リンクだけを目的として作られたサイトからのリンクの有無
・意図的な相互リンクサイトからのリンクの有無
・リンクの多様性
・権威あるサイトからのリンクの有無
・ペナルティを受けているサイトからのリンクの有無
・相互リンクの比率
・ソーシャルメディアからのリンクの比率
・Wikipedia からの引用の比率
・被リンク対策の履歴(リンク購入や販売の有無)
・ブックマークサイトからのリンクの有無や比率
・被リンク元サイトのトップレベルドメイン(.com か .gov か等)
・被リンク元ドメインのオーソリティ
・被リンク元ページのオーソリティ
・被リンク元ページの発リンクの場所(フッターやサイドバー等)
・リンクのアンカーテキスト
・リンクタグ内のタイトルタグ使用の有無

訪問者に関する項目
・訪問数
・訪問者のデモグラフィック情報
・離脱率
・訪問者の滞在時間などの傾向
・訪問者数の増減トレンド
・検索結果内での広告のクリック率

ペナルティ項目
・キーワードの詰め込みの有無
・リンク購入の有無
・リンク販売の有無
・過去のスパム履歴
・クローキングの有無
・隠しテキストの有無
・重複コンテンツの有無
・ドメインに対するペナルティの履歴
・サイトオーナーに対するペナルティの履歴
・その他のペナルティ履歴
・ハッカーからの攻撃の履歴
・リダイレクトのスパム的使用の有無

Let’s Try to Find All 200 Parameters in Google Algorithm

Googleは、ユーザーに大きな価値を与え、本当に上位表示されるべきサイトが検索上位になるように、こうした数々の情報を計算して、アルゴリズムを組み立てている。しかし、繰り返しになるが、あなたがSEOで大きな成果を出したいのであれば、アルゴリズムの要因を徹底的に分析しようとすることには何の意味もない。

本当に理解する必要があるのは、「Googleが検索エンジンをどのようにしたいと考えているか?」だ。

次に、その点に関してご説明しよう。

3.Googleのアルゴリズム開発の大前提はユーザーファーストであること

Googleのアルゴリズムを語る上で、全てのサイト運営者が絶対に理解しておかなければいけないことがある。それは、「Googleは自社の収益よりも何よりも検索エンジンのユーザーを最も優先している」ということだ。

以下は、Googleからの抜粋だ。

Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。 

『 Googleが掲げる10の理念 』

そして、Googleのアルゴリズムの改善は、

検索アルゴリズムだけの為でなく、ユーザーの為に優れたサイトを作っている方々の努力が、きちんと報われる(ことを目的として行われている)。

良質なサイトをより高く評価するために

分かりやすく言い換えると、キーワードごとに、最も「良質なコンテンツ」が、きちんと検索上位に表示されるようにすることが、全てのアップデートの目的だということだ。そして、いまでは、非常に高い精度でそれが実現されつつある。

そして、Googleは、それを実現するために非常に洗練されたプロセスとシステムを持っている。

4.Googleのアルゴリズムの具体的な改善フロー

さて、それではGoogleは、「ユーザーにとって最も価値のある検索エンジン」を実現するために、どのようにアルゴリズムのアップデートを行っているのだろうか?

下図が、その流れだ。

 

Googleの検索アルゴリズムの改善フロー

一つ一つのステップで行っていることを詳しく解説しよう。

精度の評価

まず、” human rater “と呼ばれる専門のトレーニングを受けた評価担当者が、Googleのガイドラインに沿って、現在の検索エンジンが、ユーザーにベストの検索結果を返しているかどうかを評価する。評価担当者は、実際にさまざまなキーワードで検索して、それらのキーワードで検索するユーザーにとって有用な検索結果が出てくるかどうかを見る。そして、技術者にフィードバックする。

※精度評価のガイドラインの項目は非常に多い。例えば『URLの評価 (英語)』はその中のひとつだ。

比較テスト

評価担当者からのフィードバックをもとに、技術者が新しいアルゴリズムを作る。そして、新しいアルゴリズムを反映した場合の検索結果と、従来のアルゴリズムの場合の検索結果の2つを、もう一度評価担当者に見せる。評価担当者は、どちらの検索結果の方が良いかを様々な項目から評価して、もう一度技術者にフィードバックする。

ライブトラフィックテスト

新しいアルゴリズムが評価担当者から見ても良好だった場合、それを実際に、Googleの一部のユーザーの検索に反映する。アルゴリズムを変えた結果、ユーザーの反動がどう変わるかを確認し、その結果を分析する。例えば、検索1位に表示されているページのクリック率が上がるなどはポジティブな反応と見る。

実用化

ライブトラフィックテストから得られたデータを見て、新しいアルゴリズムを実用化するべきかどうかを検討する。Googleはここまでのステップを24時間以内にこなすことができ、例えば、2011年には、年間538件の改善を実用化している。

アルゴリズムの改善には実際の人間の目が大きく関わっている

ここで知って頂きたいのは、Googleは、現在の検索結果が本当に検索ユーザーにとって最高のものになっているかどうかを、実際の「人の目」で確認し、どのように改善すれば、より良くなるのかを毎日考え、すぐに行動に移している。

つまり、自作自演の被リンクなどのスパム的手法によって、低品質なコンテンツを無理矢理上位表示させても、人の目が入れば、24時間以内ににそうしたスパム手法への対策を考えアルゴリズムに変更を加えるのだ。

そのため、私が言える結論は、「良質なコンテンツを作り続け、クロール最適化やインデックス最適化を行う」という王道のSEO対策を施す以外に、半永久的に検索上位を独占するようなサイトを持つ方法はないということだ。また、現在では、それを行うだけで、驚くほど早く、あらゆるキーワードで上位表示されるようになる。

口を酸っぱくして言うが、絶対にこの点を理解しておこう。

5.Googleの目標は良質なサイトを作っている人が報われること

繰り返しになるが、Googleの最終目標は、以下の通りだ。

検索アルゴリズムだけの為でなく、ユーザーの為に優れたサイトを作っている方々の努力が、きちんと報われる(検索エンジンにすること)。

良質なサイトをより高く評価するために

Googleのアルゴリズムを分析して、その抜け道を見つけようとするのではなく、Googleにも検索ユーザーにも感謝されるようなコンテンツを作ることに全力を注ごう。

Googleは、検索結果を本当に検索ユーザーの役に立つコンテンツばかりで埋め尽くしたいと考えている。あなたが、その理念に共感し、良質なコンテンツを作り続けることに集中すれば必ず成果が出る。

なぜなら、そこにSEOの本質があるからだ。

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