企業Facebookページでいいね!が集まる秀逸な投稿アイデアの事例5選

企業のFacebookページ担当の多くは、毎日の投稿ネタに困っているのではないだろうか。

  • 例えば、どのような投稿が「いいね!」を集められるのか。
  • 人気のFacebookページにするには、どのように運用すれば良いのか。

など、Facebookページに関する疑問は尽きないことだろう。

そこで本日は、1つ1つの投稿で爆発的にシェアされており、ファンの数もどんどん増えている人気のFacebookページの投稿事例をご紹介する。

Facebookページの投稿ネタに困っている方は是非参考にしてみよう。

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1.虎斑竹専門店 竹虎

竹虎は、明治27年に創業、英BBCも取材に訪れるほどの竹屋だ。Facebookページも活発で、一つ一つの投稿に対する「いいね!」やコメントの数が非常に多く、ファンとブランドとのコミュニケーションに関して、多くの気づきを与えてくれる。

虎斑竹専門店 竹虎 のFacebookページ

それでは、竹虎のFacebookページの投稿コンテンツを一つ一つ見て行こう。

ブログに誘導してストーリーを共有

竹虎は、ブログも運営しており、そこでは店長の性格が伝わる土佐弁を交えて、一つ一つの製品を紹介している。これらのブログ記事からは、商品に対する愛情やお客様に対する思いが、ひしひしと伝わる。

そして、下図のように、Facebookページ上でブログ記事を紹介して、ファンの一人一人とストーリーを共有している。

また、ブログにコメントをすると炭石鹸が当たる企画や、メールマガジンの紹介などのコール・トゥ・アクションがしっかりと用意されており、各ソーシャルメディアツールが見事に組み合わせて使われている。

クイズとプレゼントでファンを楽しませる

また、時には、ファンにクイズを出題して、正解者にプレゼントを送るという投稿もされている。下図は、作りかけの竹細工の画像を投稿して、これが何になるのかというクイズを出題しているものだ。

この投稿に対して、何と776の「いいね!」と141のコメント(回答)が集まっている。

ちなみに正解は竹細工のワインボトルだった。

何と、回答者の中に一名、正解を言い当てた方がおり、左図のように正解発表を交えて報告している。

Facebookページ上での、このようなやり取りを眺めていると、どんどん竹虎のことを好きになってしまう自分を発見することだろう。少し乱暴な言い方だが、竹を使った製品に、全く興味がなかった私でも、「これ欲しい!」と思い、注文したくなってしまう。

毎日の画像投稿で頻繁に接触

竹虎は、ブログや、その他の新着コンテンツなどのお知らせがない時でも、毎日画像を投稿してファンを楽しませている。

竹を使った製品の画像と、親しみを感じる3行ほどの短い文章という投稿スタイルは、ぜひ真似したいところだ。商品に対するこだわり、お客様に対する愛情を、これだけ感じられるFacebookページを運営されていることに、一マーケターとして、ただただ脱帽させられてしまう。


2.Ben & Jerry’s Japan

Ben & Jerry’sは1978年にアメリカのバーモントで開業したアイスクリーム屋だ。日本では表参道で営業をしている。Facebookページでは、ファンを巻き込む面白い取り組みをしており、エンゲージメント率が非常に高い。

Ben & Jerry’s Japan のFacebookページ

それでは、Ben & Jerry’s JapanのFacebookページコンテンツを見ていこう。

画像投稿で商品を紹介

Facebookページ上の投稿で、最も高い反応率が出るものが画像だ。Ben & Jerry’sでは、商品のアイスクリームのおいしそうな写真を撮って投稿している。また、文字で商品の説明もしており、「どんな味なんだろう」と興味を惹かれてしまう。

季節ごとの新しい商品なども、ここで紹介されており、ファンを楽しませると同時に、商品のPRにもなっている。おいしそうな写真ばかりで、店舗に行きたくなってしまう。

謎解きクイズでアイスクリーム1つ無料プレゼント

週に一回、謎解きクイズコンテンツを投稿して、ファンからのコメントを募っている。そして、このクイズに正解した人は、表参道の店舗で店員さんにコッソリと伝えると、おまけでアイスクリームを1つ追加してくれる。

アイスクリームを買いに行く前に、クイズに答えてみよう。

モウモウカーなどのサービスの紹介

Ben & Jerry’sでは、「ウシ柄の服を来て店舗に来た人はアイスがタダ!」などのキャンペーン情報や、アイスクリームの移動販売などのサービスに関する投稿も頻繁に行っている。下図は、会社や結婚式、学園祭などの時に、移動販売に来てもらうサービスを紹介しているものだ。

このように、ファンに商品やサービスを注文してもらうための取り組みもされており、参考にしたいところだ。

メニューやゲームのページも充実

また、タブを使ってメニューページやゲームも用意されている。

メニューページでは、1つ1つのアイスクリームに対して「いいね!」を押せるようになっており、どのアイスクリームが人気があるのかが一目で分かる。また、ユニークでシンプルだが、ついつい遊んでしまうようなゲームもあるので、実際に遊んでみよう。


3.AYURA

AYURAは、日本全国に出店している人気の美容ケア用品のショップだ。Facebookページでは、美容に役立つ豆知識や、イベント情報を投稿しており、高い人気を誇っている。

AYURAのFacebookページ

それでは、投稿コンテンツを1つずつ見て行こう。

美容/健康に効果的なツボやレシピなどのお役立ちコンテンツ

美容や健康に効果的で、身体の調子を整える足や手のツボを画像付きで紹介してくれている。足のむくみを取るためのストレッチやマッサージ法なども投稿されていて、とてもありがたい。

このように、「ファンが喜ぶコンテンツ+画像」という組み合わせは、とても高い反応率を得ることができる。

イベントやキャンペーン、新商品情報の紹介

また、店舗でのマッサージイベントの紹介や、オンラインショップ上での期間限定のプレゼントキャンペーンなどのタイムリーなお知らせを届けている。

頻繁にキャンペーンやイベントを行っているため、いつでも参加して楽しむことができる。また、キレイな画像を使って、新商品の紹介も行っている。

Facebookページは、画像との相性が非常に高い。1つ1つの画像にこだわりを持って撮影しよう。AYURAのFacebookページでは、ブランドテーマに沿って、多種多様なコンテンツが、統一感を持って投稿されている。


4.ボケて

次に、一風変わったボケてのFacebookページだ。ボケては、写真で出されたお題に対してボケを投稿するというユニークなサービスを提供しており、今年の春過ぎ頃から人気爆発中だ。

ボケてのFacebookページ

ボケてのサービスは、Facebookページとの相性が非常に良い。それは、下記の投稿コンテンツを見れば一目瞭然だろう。

人気のボケを投稿

一日ごとの人気のボケや、歴代のベストボケを、ほぼ毎日投稿している。画像だけではなく、WEBへサイトのURLも貼っていて、アクセスを誘導している。

コンテンツによっては、このようにシンプルな投稿だけで、大きな反応を得ることができるという良い例だろう。


5.北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具点は、株式会社クラシコムが運営しているオンラインインテリアショップ。Facebookページは、気を抜くと、雑多になりがちだが、「北欧、暮らしの道具点」は規則正しく一貫性を持って運営されていて、非常に好感度が高い。

北欧、暮らしの道具点Facebookページ

Facebookページの投稿コンテンツとWEBサイトの連携は特に参考になる。早速見ていこう。

WEBサイトとFacebookを連携してお役立ちコンテンツを提供

北欧、暮らしの道具店では、WEBサイトで様々な連載コンテンツを掲載している。そして、それらの連載コンテンツを更新する毎に、下図のようにFacebookページ上で更新情報を流している。

このようにFacebookページとWEBサイトを連携させることで、PVの増加効果があり、間接的にWEBサイトのSEOも向上していく。

WEBサイトでは、現在、

  • 暮らしの中に植物を取り入れる方法
  • 育児中のママに役立つ道具特集
  • スタッフさんの愛用品
  • オフィスのリノベーション実践日記
  • クラシコムの社員食堂

などが連載されている。

1つ1つのコンテンツが非常に丁寧に作られており、生活へのこだわり、お客様に対する気配りや、自分たちのビジネスに対する愛情が、ひしひしと伝わってくる。そして、ブランドに対する信頼性や安心を感じる。

新商品をキレイな画像で紹介

Facebookページ上では、お役立ちコンテンツだけではなく、下図のように新商品の紹介も行っている。もちろん、Facebookページ投稿のセオリーである画像を使っての投稿だ。

それだけではなく、WEBサイトに誘導して、商品に対する思いや特徴、使い方などを紹介している。この導線の設計は、ぜひとも参考にしたいところだ。


画像の使い方がカギ?

当たり前のことかもしれないが、人気のFacebookページは、例外なく画像を上手に使っており、タイムラインを見ているだけでも楽しめるコンテンツを投稿している。ビジネスの種類によっては、画像を使いにくい企業もあるが、出来るだけ見ただけで楽しめるような画像コンテンツを用意していこう。

また、Facebookページの運用に関しては、「Facebookページのファンの反応を大きく高める10の方法」も参考にして欲しい。

※冗長になるため、各Facebookページに対する敬称は略させて頂きました。

カテゴリー Facebook

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