事例 / 月間500万PVを達成し、毎月の新規の来院患者数が657%増加した歯医者のブログ

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おかざき歯科クリニック様は、神奈川県横浜市戸塚区に構える歯医者さんです。

2013年末にお会いし、年明けからコンテンツマーケティングを開始しました。最初の3ヶ月はコンテンツを作ることができるようになるためのトレーニング期間に充てていたので、実質的には2014年4月から「歯医者が教える歯のブログ」が本格始動しました。

効果はすぐに現れ、本格始動した初月に20万PV、5ヶ月後には100万PV、その後も順調にPV数を伸ばし、2016年1月からは週1〜2記事程度の更新で6ヶ月連続500万PVを達成しています。 また、ブログを通して新規の患者様が毎月100名以上来院され(施策開始前と比べて657%増)、これ以上抱えきれないほどの患者様が通われています。特筆すべきは、県外からの来院数が大きく増えたことです。中には、関西地方や中部地方からお越しになる患者様もいらっしゃいます。新規の患者数についても歯科医院の場所が横浜市戸塚区ということを考えると、常識では考えられないほどの患者様にお越し頂けていると言えるでしょう。実際のPVの推移を見てみましょう。

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成果概要

  • 1ヶ月のサイトアクセス数:500万PV(5,540,968PV)
  • 上位表示達成キーワード数:19,797キーワード
  • 検索数10,000を越える数々のビッグキーワードで1位を獲得
  • 記事数:318記事
  • 更新頻度:週2〜3記事
  • ライティング体制:3名(当初:ライティング未経験者)

※2016年6月現在

こうした成果に至った歯のブログですが、はじめはスタッフ全員がライティング未経験という状態でのスタートでした。そのため、何度も何度も記事を修正して「良質なコンテンツは一体何か」を必死になって理解していただきました。業務の合間を縫って、毎週コンスタントに基準を満たすコンテンツの作成に励んで下さったため、短期間で多くのアクセスが集まるメディアになりました。
バズ部でサポートさせて頂いて3年目、成果を上げ続けるおかざき歯科様がコンテンツマーケティングに取り組むにあたってどのような施策を行ってきたのかをインタビューしましたのでご紹介します。

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おかざき歯科クリニック
院長  岡崎 弘典 様

インタビューで伺ったのは以下の5点です。

  1. 取り組んで良かったこと・苦労したこと
  2. 取り組む前の状況
  3. 取り組んで変わったこと
  4. 成果を出すために重要なこと
  5. 今後の取り組みや今後の課題

1 コンテンツマーケティングに取り組んで良かったこと・苦労したこと

何度も何度も書き直したコンテンツが今では一生の財産です

──コンテンツマーケティングに取り組んで良かったと感じることは、どのようなことですか?

コンテンツひとつひとつが自分の財産になりました。通常のSEO対策では業者がテクニックで行うため、後に残るものは何もありません。しかし、バズ部式のコンテンツマーケティングでは自分が書いた記事が財産になります。書くのは苦労しますが、ユーザーニーズの細かいニュアンスをしっかりと理解してコンテンツを書くため、患者さんとの会話も何を伝えれば満足してもらえるかがはっきりしました。 また、コンテンツによって世の中のとても多くの人が歯に対する正しい知識を得てくれたという実感があります。今までは患者さんが書いた経験や歯医者が書いたわかりにくい説明がGoogleのランキングの上位を占めていました。歯のブログで多くの正しい歯の情報を出すことによって、これだけ多くの人に見てもらえて、多くの方から感謝の言葉をいただきました。私たちの書いた記事が少しでも世の中のために役立っているという自信になりました。

──コンテンツマーケティングに取り組む中で、どのようなことに苦労しましたか?

わかりやすい記事を書くことに苦労しました。初めの30記事くらいは毎回提出してもやり直しばかりで、本当にいい記事が書けるようになるのか不安でした。バズ部の担当者の厳しくも的確なアドバイスで徐々にやり直しが少なくなってきました。しかし、今度は毎日記事を作るノルマが課せられ、仕事中や休みの日、旅行中までパソコンを持ち歩き記事を書いていたことが今では良い思い出です。ここまで続けられたのは、バズ部さんが必ず成果が出るという確固たる自信を持ってリーダーシップを発揮していただいたからこそだと思います。

1−1コンテンツマーケティングをスタートさせた初期の頃に書いたコンテンツ

1−1−1 ライティング未経験の初心者がコンテンツ製作時に考えたポイントの実例

ライティング経験なしでスタートしたおかざき歯科様ですが、初期の頃に公開した記事が今も安定してPVを獲得している例も多く見られます。良いコンテンツを作るために、メインコンテンツを充実させるのは勿論ですが、おかざき歯科様には書き出しの部分からとにかくこだわって書いて頂きました。
書き出しは、読者により高いモチベーションで記事を読んでもらうために重要な役割を果たします。読者が「この記事を読みたい」と思えるような書き出しを作るためにどのように考えたか。おかざき歯科様がトレーニング期間に実際に公開した記事の書き出しと、そのときに考えたポイントを見てみましょう。

【記事コンテンツの書き出しと工夫した点の実例】

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【書き出し】
普段からデンタルフロスを使っている方は意外と少ないですよね?
デンタルフロスとは、歯の間の歯垢を清掃する細い糸のことを言います。
習慣がない方にとっては正直面倒くさい作業ですよね。
しかし、実は私たちのように歯科に勤務する歯科関係者の恐らくほとんどが毎日欠かさずデンタルフロスをしています。
それだけ、必ずやった方がいいことなのです。
デンタルフロスは歯にとって多くの効果があり、虫歯や歯周病予防にとても重要なので歯医者は皆やっていると言っても過言では無いのではないでしょうか。
今回は、デンタルフロスから得られる効果や役割、使い方をお伝えします。
ぜひ今日から実践してみてくださいね。

【書き出しで抑えるべきポイント】

  • 検索ユーザーの思考と記事の書き出しのマッチングの精度
  • デンタルフロスを定義:知らない人もいるので、一言で説明
  • 感情に触れる:面倒ですよね
  • ニュース要素:実は歯医者は皆やっている
  • 結論:必ずやった方がいいこと
  • 具体的根拠:虫歯や歯周病予防にとても重要
  • 重要性を言い換えて伝える:歯医者は皆やっている

1−1−2 2年以上前に書いた記事が毎月10万セッションを集め続ける

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歯が痛い時にすぐに歯の痛みを減らす秘訣と絶対してはいけない3の事
この記事は2014年5月に公開した記事です。検索ボリューム1万以上のビッグキーワードで現在も上位表示を達成しており、2016年6月現在まで19ヶ月連続で月間10万セッションを獲得しています。 この記事の制作にかかったコストは人件費1日分です。たったひとつの記事が毎月10万人を集め続けてくれると考えれば、良質なコンテンツを作ることがいかにコストパフォーマンスが高いかが分かるでしょう。

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2 コンテンツマーケティングに取り組む前の状況

近所の電柱や看板広告から日本中の悩める人にアプローチできるようになった

──コンテンツマーケティングに取り組む前の集客方法やその時の状況、課題にはどのようなものがありましたか?

主に電柱や看板、バスの放送など1km圏内の集客に対するアナログな広告を行っていました。しかし、10年も経てば地域の人たちは、当院に治療に来たい人はくるし、合わないと思われた人は他の歯医者にいきます。新規の患者さんは減っている状態でした。それでも私たちの行っている治療は、全国的にも良質なものだという自信がありました。それを少しでも多くの人に知ってもらえればと当時は考えていました。

──当時コンテンツマーケティングを選ばれた理由はなんですか? 

診療圏を広げることを目的に行いました。東戸塚駅の周辺地域だけでなく、より広範囲の診療圏を獲得するために行いました。ただし、現在は新規患者獲得も重要ですが、より多くの方に歯科の正しい知識を得てもらうことが何盛りも重要度が高くなってきました。それは、やはり患者さんの人生を少しでも良くしたいという根底にある理念がよりはっきりしてきたからだと思います。私たちがやっていることは、あくまでビジネスではなく患者さんと向き合うことなのです。

──バズ部を選んだ決め手と当時の目標を教えてください

SEO対策を行っている企業は多くありますが、実際、自分たちの記事が「SEO 対策」というキーワードで上位表示されていなければ効果は期待できません。多くのキーワードで上位を取っていたバズ部が一番理にかなっていると感じていました。当時の目標としては、「(地域) 歯医者」での検索結果で上位表示を目指していましたが、それは通過点でしかなかったと今は思います。それよりも遥かに重要なことがあることに気付かされました。

3 コンテンツマーケティングに取り組んで変わったこと

来院される患者さんだけでなく、サイト上の患者さんにも正しい知識を

──コンテンツマーケティングに取り組む前と今とで大きく変わったことはなんですか?

責任感です。今までは当院に来ていただく方だけを相手に歯科医療を提供してきましたが、現在は全国の方に正しい歯科医療を理解してもらうことが自分の責任だと感じています。毎月何百万人もの人が見てくれて、中には記事の隅から隅まで熟読してくださる方がいます。その方たちのために、しっかりとした情報を提供したいです。

──その他の副次的な効果

良い記事を書くには自分自身の診療技術を上げる必要があります。なぜなら、ユーザーの潜在意識は診療技術が特に優れている人のコンテンツを欲しいと思っているからです。そのため多くの講習会に参加し、必要な医療器具も購入しました。そして、今まで以上に丁寧な治療を心がけるようになりました。ユーザーのニーズと正面から向き合い、自分自身を見直すことで、患者さんにより高品質な医療を提供できるようになったと考えています。

4 コンテンツマーケティングで成果を出すために重要なこと

信頼できるパートナーと集中できる環境が何よりも重要 

──コンテンツマーケティングの成功に一番重要なことは何だと思いますか?

パートナー選びです。SEOはテクニックですから、あまりSEOにこだわり過ぎても得られるものが一時的になってしまいます。バズ部さんと出会っていなければ、私がただ記事を書いてコンテンツを作っていたとしてもここまで大きなサイトになることはなかったと思います。私は歯科治療のプロですが、マーケティングのプロではありません。「ニーズとは一体何か」「ユーザーは何を最高と言ってくれるのか」を良く理解している「バズ部」さんは今では本当に信頼できるパートナーです。バズ部さんがマーケティングを担当し、私が専門知識を活かして記事を書くことに集中できたのが最も大きな成功の要因だと思います。 また、コンテンツはあくまでユーザーが最高だねと言ってくれて初めて価値がある。このあたりを理解せずに、ただ記事を量産したりするのも違うと感じます。質の高いコンテンツを作るために重要なこととして、私は、情報を求めている方に対し、正しい情報をわかりやすく表現した上に、求めていること以上の知識を提供することを心がけていました。

5 今後の取組や課題

歯のブログがきっかけで協力者が増え、新たな展開が見えた

──今後のビジョンや目標を教えてください。

歯に関して困ったり悩んだりしている方は全国に大勢います。現在も進めていますが、歯のブログが推薦できる歯医者を全国規模に広め、より多くの患者さんが安心して歯科治療を受けられる歯医者を紹介できるようにしていきたいです。

──これから取り組む人へのアドバイスをお願いします。

良いコンテンツを作ることと、世の中に広めていく方法は違います。せっかく良い記事を書いても、その記事を欲している方に届かなくては意味がないのです。全てを自分の手で行うのではなく、プロとプロが手を結ぶのが最も効果的です。

バズ部さんとの出会いがなければ、私の生涯はただの自己満足の歯医者で終わっていたことでしょう。バズ部さんが私の才能を開花させてくれたのだと思います。また、担当の方はPVが上がらない時でも良いコンテンツさえあれば上位表示されると絶対の自信で安心感を与えてくれ、そのおかげでここまで続けることができました。本当に感謝しております。

おわりに

岡崎さんは私たちが事業をスタートさせた頃からのお付き合いになります。岡崎さんと、スタッフさんには、嫌われるくらい記事コンテンツの書き直しをしてもらったのを今でも鮮明に覚えています。岡崎さんがユーザーと真剣に向き合う姿勢を見て、私たちも真剣に成果を出すための努力をしてきました。歯のブログ全体のポテンシャルは、既に相当なレベルまできており、実際は今の何十倍もの来院予約や大きなビジネスをできるところまで達しています。これからが本当に楽しみです。

予約に関する取り組みの一例として、最初はメール予約も可能にしていましたが、突然のキャンセルが多いので電話予約のみにし、キャンセル率を1%台に激減させることにも成功しました。また今後は、本当に腕の良い各地の歯科医と連携して、日本全国でおかざき歯科様と同じレベルの治療を施せる医院を増やすなどの施策が必要だと考えています。

その他にも、現在、コンサルティングチームとしては、歯のブログとして世の中により多くの価値を提供するために、どういうビジョンのもとに伸ばして行くべきかを議論しています。例えば、本当に必要な歯のケア方法を更に深めたり、それに付随する歯磨き粉やホームホワイトニングの機材を開発するなど、まだアイデアベースですが実現化するための体制作りを整え始めています。