SEOコンテンツの作り方

SEOで成功するためには、「コンテンツの質が何よりも大事だ」と誰もが言う。

おそらく、あなたも頭では分かっていても、実際に良質なコンテンツを作ろうとすると、そもそもどういうものを作れば良いか分からず悩んでいることだろう。

また、もし仮に良質なコンテンツを作れたとしても、それで本当に集客が倍増するのか自信が持てずジレンマに陥っているかもしれない。結論から言うと、SEOは良質なコンテンツを作ることが全てだ。

そしてそれさえ行えば、確実に大きな成功を手にすることができる。

しかし、多くの方が、そもそも良質なコンテンツとは何かを明確には分からずに、手探りで進めてしまっている。結果、ユーザーニーズとかけ離れたコンテンツを作ってしまい、結果につながらずに挫折してしまう。

そこで、このページでは、検索ユーザーが求めている本当に良質なSEOコンテンツの定義から、アクセスの伸びなどの実際の効果、そして、私が実際に行っているコンテンツの作り方を全てご紹介する。

非常にボリュームが多いが、本当のコンテンツSEOを行い、検索から思い通りのアクセスを得るために、どのステップも疎かにすることはできないものだ。ぜひ、ひとつひとつじっくりと読み込み、そして実践して欲しい。

そうすれば、必ず大きな結果が出ることをお約束する。

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1.コンテンツの質でアクセス数はこんなに変わる!

結論から言うと、現在の検索エンジンは、上位表示のために “コンテンツの質” が最重要になっている。

まずは、その証拠と理由をご覧頂きたい。

1−1.良質なコンテンツにはどんどんアクセスが集まる

良質なコンテンツは多くのアクセスを集め続ける。

下の図を見て欲しい。これは、バズ部の『組み合わせて使うだけで高い成果を出すキャッチコピーの基本型30選』というひとつの記事に対する検索エンジンからの一ヶ月のアクセス数だ。

良質なコンテンツ

記事の公開直後から、ソーシャルメディアで多くのシェアを集め、今では、キャッチコピーというキーワードで上位表示され、毎月7000〜8000近くの訪問数を獲得することができている。

1−2.低品質なコンテンツには全くアクセスが集まらない

一方、低品質なコンテンツにはアクセスは集まらない。

下の図は、『誰でも最短かつ確実に売れるコピーライターになるための10の方法』という、ひとつの記事に対する検索エンジンからの一ヶ月のアクセス数だ。

低品質なコンテンツ

これは「コピーライター」というキーワードで書いたものだが、ソーシャルメディアでもさほど人気が出ずに、SEOでも検索上位に表示されていない。その結果、月間で100近くしか訪問がないページになっている。

1−3.コンテンツの質によるSEO効果の違いのまとめ

このように、良質なコンテンツと低品質なコンテンツではSEOでの集客効率が全く違う。下に大まかな違いをまとめてみたので見てみてほしい。

 良質なコンテンツ低品質コンテンツ
 検索順位 5位
 圏外
 検索の訪問数 7432 92
 被リンク数 10283 170
 いいね!数 827 73
 ツイート数 629 53
 はてぶ数 2180 15

※被リンク数はGoogleのウェブマスターツールで計測

いかがだろうか。

低品質なコンテンツをどれだけ数多く更新したとしてもアクセスも被リンクもソーシャルシェアも集まらない。そのため、サイト全体としての成長にはほとんど貢献しない。一方、良質なコンテンツばかりを更新していると、コンテンツの数が増えるごとにサイトが成長していく。

つまり、SEOで大きな成果を出したいならやるべきことは良質なコンテンツを妥協なく作り続けることだけということだ。

そこで、問題になるのが「良質なコンテンツとは何か」ということだ。

注!
ここでは、両者の違いを分かりやすくするために被リンク数の違いなどもご紹介しているが、バズ部と弊社クライアント様サイトの運用データでは、被リンクの数自体はGoogleのランキングそのものにはほとんど影響がない。※クロールに対しては被リンク効果は大いにある。詳しく知りたい方は、『被リンク構築法と注意点』を読んでおこう。

2.良質なコンテンツとは

それでは、早速、良質なコンテンツについて説明していく。

2−1.良質なコンテンツの3つの条件

バズ部では以下の3つの条件を満たすものを、良質なコンテンツと定義している。

  1. その人が求めているどんぴしゃりの情報を届け、
  2. その人の潜在的な悩みや願望を完璧に解決させ、
  3. さらに120%満足してもらえるページ

例えば、「ワックス つけ方」で検索する人は、自分に似合うカッコいい髪型にするために、自分にもできるワックスのつけ方を知りたいと思っている。なので、ワックスのつけ方を教えて上げるページがあれば、検索ユーザーから感謝される。

しかし、それだけではまだ足りない。

例えば、「ワックス つけ方」で調べる人の本当の願望は何だろうか?

表面的には「ワックスのつけ方を知りたいだけでしょ。」と思うかもしれない。しかし、それはあくまでも表面的なもので、その背景には、デートやパーティー、プレゼンテーションなどのために「髪に変化を加えることで今の自分よりもカッコ良くなりたい」という願望がある。

このような願望や悩みまで解決してあげるには、単にワックスのつけ方を解説するだけではなく、全くの初心者の人が、そのページを見て、その通りに実践するだけでできてしまうぐらい徹底的に分かりやすいコンテンツにする必要がある。

そのためには、動画を使った方が良いかもしれないし、画像を使った方が良いかもしれない。頭の形やシーンごとのワックスのつけ方まで教えてあげた方が良いかもしれない。

ここまで考えて初めて、そのキーワードで検索するユーザーの悩みや願望を解決させることができる。そうすることで結果的に、検索エンジンから来たユーザーが「ここまで教えてくれるの?!」と120%満足するものになる。

チェック!
良質なコンテンツとは、ユーザーが知りたい情報を徹底的に伝え、かつ、そのコンテンツを見るだけで、潜在的な願望や悩みが解決するぐらい実用的なページのこと。

2−2.良質なコンテンツを突き詰めて作るから検索ユーザーの支持が得られ、自発的にシェアやリンクをされるからSEO効果も上がる

上述した、良質なコンテンツと低品質なコンテンツの例をあらためて見直してみて欲しい。

前者は、「キャッチコピー」で検索してくるユーザーが、潜在的に求めている情報に限りなく近いものになっている。結果、多くのシェアやナチュラルリンクを得て、上位表示されている。

逆に、後者は、言いたいことを言っているだけで、「コピーライター」と検索してくるユーザーが求めている情報にはなっていない。結果、上位表示もされていない。

こうしたWEBユーザーに対する意識の違いだけで、これほど大きな違いになるのだ。 

あらためて、大事なことをお伝えする。

あなたが、SEOで本当に大きな成果を出し、ビジネスも大きく成長させたいのであれば、売り込みだらけのユーザーのことを全く考えていないくだらないコンテンツではなく、ユーザーのことを徹底的に知って、彼らが感動するぐらいに役立つ良質なコンテンツを作ることに集中しよう。

それさえできれば、検索エンジンからの集客は確実に成功する。


3.検索上位を独占するSEOコンテンツの作り方

それでは、ここからいよいよ弊社が行っているコンテンツの作り方をご紹介する。ぜひ、あなたもこの通りにやってみて欲しい。それだけで、驚くほど大きな成果が出ることをお約束する。


ここでは、ブログ記事コンテンツの作り方を例としているが、全体的なステップは、サイトやランディングページを作る時も一切変わらない。

3−1.対策するSEOキーワードを選定する

サイトやブログでどういうコンテンツを作るべきかは全てSEOキーワードから考える。

前述した通り、良質なコンテンツの第一の条件は、ユーザーが求めている情報をどんぴしゃりで提供することだ。そこで、あなたがコンテンツを作る前に知っておかなければいけないのは、「ユーザーは何を求めているのか?」ということだ。

それを知るためには、キーワード選定が必須だ。

考えてみて欲しい。

例えば、「サブ4 トレーニング」と検索する人は、フルマラソンを4時間以内で走れるようになるための具体的なトレーニング方法を知りたいから検索している。また、「ニキビ 治し方」で検索する人は、今、自分がニキビで悩んでいて、その最も効果的な治し方を知りたいから検索している。

つまり、検索キーワードとはユーザーニーズそのものなのだ。

だとしたら、良質なコンテンツを作る前に、あなたがやることは、検索キーワードからユーザーニーズを把握することだ。もし、あなたがまだ自社サイトやブログのコンテンツの設計をやっていないなら、『キーワード選定法:検索エンジン上位表示に必須の5ステップ』を読み、キーワードを調べておこう。

そこから全てが始まる。

3−2.なぜそのキーワードで検索しているのかを明確にする

対策するSEOキーワードを決めたら、そのキーワードで検索する人が、今、どのような状況にいて、何を求めて( = ニーズ)サイトやページに辿り着くのかを知ることが必要だ。

検索ユーザーが、そのキーワードで検索しているのには意味がある。

例えば、「ニキビ 治し方」というキーワードがあるが、ニキビがあってもわざわざ治し方を調べようとしない人もいるし、「ニキビ 皮膚科」「ニキビ 漢方」など、別の類似キーワードで検索する人もいる。

その中で、なぜ「ニキビ 治し方」で検索しているのだろうか?

例えば、「ニキビ 治し方」は、まだ症状が軽いため、すぐに改善できる治し方を求めているかもしれない。一方、「ニキビ 漢方」で検索する人は、今まで、色々なニキビ治療を試して来たが、何をやっても改善されないので、今度は漢方をためしてみようとしている人が検索しているのかもしれない。

また、「ニキビ 皮膚科」も、症状が重く、市販の薬では効果がなかったから、重度なニキビを改善する方法を求めて検索しているのかもしれない。

このように、似たキーワードでも、ユーザーの状況も求めているコンテンツも全く違う。

そこで、わざわざそのキーワードで検索してくる人が、どういう背景を持ち、どのような悩みや願望を抱えているのかを明確にすることが重要になる。

そうすることで、初めて、そのキーワードで検索する人が120%満足するコンテンツがどのようなものなのかを知ることができるのだ。

このようにユーザーが本当に求めているコンテンツを深く理解するために、顕在ニーズと潜在ニーズのを理解している必要がある。

3−2−1.顕在ニーズと潜在ニーズ

前述した通り、ニーズには、

  • 顕在ニーズ:検索ユーザーが求めている情報そのもの。
  • 潜在ニーズ:その情報を知ることによって、そのユーザーが解決したいと思っている悩み、又は実現したいと思っている願望。

の2つがある。

例えば、「コンテンツマーケティング」で検索する人の表面的ニーズは、コンテンツマーケティングの方法や効果などを知ることだ。そして、潜在的ニーズは、PPCの効果や、検索エンジンからのアクセスがどんどん下がり、売上が落込みつつある現状を打破することだ。

つまり、コンテンツマーケティングというキーワードの場合は、このようになる。

  • 顕在ニーズ = コンテンツマーケティングを知りたい
  • 潜在ニーズ = 従来の手法よりも、さらに売上を劇的に増やす方法を知りたい。

そして、顕在ニーズを満足させるだけではなく、そこからさらに潜在ニーズを叶えられるようなコンテンツが、最も良質で、我々が目指すべきものだ。

この2つのニーズを理解することで、あるキーワードで検索するユーザーが、なぜ、何を知りたくて、そしてどういう悩みや願望を持って検索しているのかを知るのに役立てることができる。

3−2−2.検索ユーザー像の作成

最後に、そのキーワードで検索するユーザー像を細かく書き出しておこう。

検索ユーザー像とは、「どのような背景でどのような経路で、今、その記事に訪れたか?」を明確にしたものだ。参考までに、以下は、バズ部が、『コンテンツマーケティング』のブログ記事を作った時に想定したユーザー像だ。

商品力に自信があるし、今のやり方でうまくいってる会社に勤めていて、うまくいっている。

しかし、今のままのやり方で3年後はどうだろうと考えると、「まずいよなぁ」と思っている。そう思う根幹は、現在のマーケティングに対する強い違和感。CMや交通広告、リスティングなどの広告手法を現在やっているが、実 際に、表面的な小手先のテクニックに終始していて、さらに広告費も湯水のように出て行く。まぁ、確かに今は売り上げに なっているが、潜在客をいらいらさせてしまったりネガティブな反応も多々ある状態。

そういう現状を見て、「こんなんが本当にマーケティングなの?もっと潜在客からも感謝されて、しかも今まで以上に売り上げにつながるマーケティングがあるんじゃないか?」と毎日強く思っている。毎日、色々な情報を見て、参考にして、自分が試してみたことは、(テストなので規模の小さい成果だが)非常に高いものが出ている。

例えば、メルマガやDMに、自分が思うユーザーから感謝されるコンテンツを入れてみたりなど、コンテンツマーケ ティングに自分なりに取り組んでみたことがある。売上という結果にはさほど繋がらなかったが、今までに ない反応が返ってきた。

だから、自分の考えが正しいという認識が強烈にある。これを、会社でもチームを作って、もっともっと深めていきたいし、その確信もある。でも、時間的な問題やリソースの問題もあるから、上司や会社に提案して、それが採用されるほどの結果には、自分だけでは持っていけない現状がある。

そのため、これを会社でやろうとするための材料となる情報や実績を探している。「インバウンドマー ケティング」や「SEO」などの情報収集をしている中で、やっぱりコンテンツ・イズ・キングという確信はもっと強 くなっている。

だが、これを行うには、全社的な理解と協力体制、仕組みがなければ成果が出ない。さらに、自分自身も、本質的な意味では、まだまだコンテンツというものを分かっていない。今、コンテンツの本質も、テクニックも、成果に繋げるための道筋も、全て探している。そうやって、本物の会社を探している中で、今、たまたま「コンテンツマーケティング」というキーワードで調べて、バズ部に行き着いた。

このように想定することで、その検索ユーザーが本当に求めているコンテンツとは何なのかを、かなり高い精度で見抜くことができる。

3−2−3.顕在ニーズ・潜在ニーズ・ユーザー像を書き出しておく

ここまでで明確にした、対策するキーワード、キーワードの検索数、顕在ニーズ、潜在ニーズ、検索ユーザー像は、コンテンツを作成している時に、何度も見返せるように Excel などにしっかりと書き出しておこう。

3−3.コンテンツのアウトラインを作る

ここまで検索ユーザー像が明確になっていたら、彼らが求める情報や、解決したいと思っている悩みや願望が見えてくる。次に、そうしたユーザーが120%満足するコンテンツになるようにアウトラインを作ろう。

アウトラインで作る要素は大きく分けて4つだ。

  • タイトル
    タイトル次第で、そのページに対するアクセス数は大きく変わる。ターゲットとなる読者に対して、そのページを読むことで得られるベネフィットがストレートに伝わるタイトルを考えよう。魅力的なタイトルの作り方は、『バカ売れキャッチコピーをサクサク作れるプロ直伝の4つのテクニック』を参考にしよう。
  • 書き出し
    書き出しは、タイトルを見てページに訪れた読者の興味をグッと引き込み、その後の本文をじっくりと読んでもらうためのパートだ。そのページを読むことによって、読者が何を得ることができて、その結果、どういう悩みや願望を解決できるのかを明確に書こう。詳しくは、『文章のプロ直伝!素人でもプロ並に書けるようになる5つのテクニック』を参考にして欲しい。
  • 本文
    本文は、その検索キーワードで訪れるユーザーが120%満足する情報を徹底的に分かりやすく、誰でも実践できるように教えてあげるパートだ。つまり、ここがコンテンツの核となる。『たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術』を参考にしよう。また、下記にて、本文のアウトラインの例をご紹介しているので、そちらも参考にして欲しい。
  • 結論
    結論部分は、そのページの中で、最もユーザーが理解しておくべきことを明確に伝えることが役割だ。例えば、コンテンツSEOであれば、SEOで大きな成果を出すためには、被リンク数がどうとか、HTML構造がどうとかの前に、まず最も良質なコンテンツを作り、それをユーザーに届けることを追求することが、大きな成果を出すために最も大切なことだと改めて伝える。

3−3−1.アウトラインの実例

実際にバズ部が「コンテンツマーケティング」というキーワードで記事を作成した時のアウトラインをご紹介するので参考にして欲しい。

注:ここの例では非常に長いアウトラインになっているが、コンテンツのボリュームは、そのキーワードで検索する人のニーズによって大きく変わる。基本的には、この例よりも遥かに少ないボリュームになる場合が多い。
コンテンツアウトライン実例
キーワードコンテンツマーケティング
検索数1600
仮タイトル本当のコンテンツマーケティング:弊社が広告を一切使わずに毎月○○人の新規客や紹介客を獲得し続けている方法
書き出しきっと、あなたの会社は、PPC広告に頼った集客をしていることだろう。そしてPPC広告の単価が上昇している影響で利益率はどんどん下がってきているのではないだろうか。さらに、「今はまだいいが、このままでは3年後はどうなっているのだろう」と将来の売上に対する不安が日に日に募っていることだろう。一方、自社の話で恐縮だが、バズ部は、全くPPC広告を出すことがなく、毎月好きなだけ反響や問い合わせを得ることができている。

なぜか?

それは、バズ部がユーザーの役に立つ様々なコンテンツを公開し届けているからだ。このように、コンテンツによって、潜在顧客から認知され、しかるべきステップを経て購入してもらうまでの一連の流れを組み立てることをコンテンツマーケティングと言う。本日は、バズ部が行っているコンテンツマーケティングの結果や、実際に行っている具体的なノウハウをご紹介する。是非参考にしてほしい。

本文1.本質的なコンテンツを追求すれば従来のマーケティングの100倍成果が出る!

 1−1.バズ部の数字の成果
     - バズ部やクライアントのアナリティクス
     - SEOの成果と、そのスピードを強調して見せる(一つの記事の集客力)
 1−2.今、実績が出るようになった背景
     - Googleの動き(humming bird)
     - ソーシャルメディアの登場
     - ユーザーのTリタラシーの向上
     → 1-2.の結論:3年前だと出来なかった。今がまさに旬。

2.コンテンツマーケティングの成否を分けるポイント

 2−1.大半のコンテンツマーケティングが提供しているコンテンツはたったの5点
     - 現状では、競合は少なすぎる
     - ユーザーニーズの理解が浅すぎる。だから失敗する
 2−2.コンテンツの質と量がカギ
     - 「コンテンツを沢山作ればなんとかなる」は嘘!
     - 「1ページでも何とかなる」は本当!
 2−3.今までのマーケティングやSEOの常識はもう通用しない!
     - それを出来るのは本当にユーザーのためになるビジネスだけ。

3.コンテンツマーケティングの全体像(メカニズム)

 3−1.バズ部式コンテンツマーケティングと巷のコンテンツマーケティングの違い
     - ユーザーニーズを徹底的に満足させるコンテンツ。
 3−2.バズ部式コンテンツマーケティング全体像
     - 図
     - 使うツール
 3−3.全てのコンテンツがユーザーニーズを満たすコンテンツ
     - ブログ記事もコンテンツ
     - CTAすらもコンテンツ
     - リスト取得用のランディングページもコンテンツ
     - その後のメルマガもコンテンツ
     - 商品やサービスのオファーやプレゼンテーションもコンテンツ

→ これがうちの理念。これをやるから、ユーザーがついてくるし、売上も着いてくると信じてやっている。だから、弊社は創業して1年ちょっとの会社だが、大企業と沢山契約することができている。

4.バズ部がコンテンツを作るために何をやっているのか?

 4−0.最初にコンテンツマーケティング全体のターゲット(ゴール)を決める
     - クライアントA社の場合の例
     - その断片の記事のキーワードを見つけていく。
     - まずは、最も理想的な読者に対して、その人に伝わるコンテンツを書く
 4−1.ブログの記事コンテンツの作り方
     - キーワードリサーチ(いますぐ、そのうち、おなやみ、まだまだ)
     - キーワードをもとにユーザーニーズを深める
        ・デモグラフィックを仮定する(最も理想的な読者像)
        ・ペルソナ
        ・テクニック:深い人が理解できるコンテンツを書く(なぜ?)
     - コンテンツを書いたらソーシャルでのリリースする → SEOであがってくる
 4−2.無料プレゼントコンテンツの作り方
     - キーワードはあくまでも断片(もっと大きな視点でのニーズ把握が必要)
     - 実地調査 
 4−3.リスト取得LPとCTAの作り方
    (いますぐ、おなやみ、そのうち、まだまだ)は成熟市場か未成熟市場でだいぶ違う
 4−4.メルマガコンテンツの作り方
     - ステップメール
     - 定期メルマガ
 4−5.オファー用のLPの作り方

5.まとめ

結論 コンテンツマーケティングとは、ユーザーに対して提供しうる最大の価値を届けるということ

 

ある検索キーワードで検索する人は、どういう人で何を求めているのかを、ここまで突き詰めて考えるからこそ、その人の悩みや願望を解決できるぐらい良質なコンテンツを作ることができるようになる。

全てのキーワードで、一切妥協することなく、検索ターゲット像を明確にしよう。

その効果は余りあるほどだ。

ポイント!
アウトラインを作る時は、「これで本当に検索ユーザーが120%満足する内容になるかどうか?」と常に自問自答して欲しい。120%満足するコンテンツとは、「その人が求めているどんぴしゃりの情報を届け」かつ「その人の潜在的な悩みや願望を完全に解決させる」もののことだ。書き出した検索ユーザー像と照らし合わせて、精度を高めて行こう。

3−4.コンテンツを作る

早速、作成したアウトラインを元にコンテンツを作って行こう。

実際にコンテンツを作る段階で、「画像や動画などは入れた方が良いですか?」という質問をよく頂く。答えは、ユーザーにとってより分かりやすく、実践しやすくなるのなら入れた方が良い。

例えば、ストレッチの方法をテキストだけで伝えるよりも、画像や動画があった方が分かりやすいのは明白だ。また、「英語 発音」というキーワードでコンテンツを作る場合は、それぞれの発音が分かるように音声があった方が良い。

一切妥協せずに、ユーザーにとって最も良いコンテンツを追求しよう。

また、実際に作り始めると、最初に作ったアウトラインよりも、「もっと詳しく書かなければ」という部分や、逆に「ここは不要だ」という部分が出てくる。「そうすることでユーザーにとってどうか?」という視点で判断しよう。

実際にコンテンツを書き始めると、頭では分かっていても、「自社の商品やサービスを売りたい」とか「自分自身をアピールしたい」などのように、自分や自社目線に引きずられてしまう方が多い。

そうなってしまうと読み手は一気に離れて行く。常に、ユーザーのことだけを考えよう。

3−5.コンテンツのチェックと校正

コンテンツを作り終えたら、妥協せずにチェックと校正を行う。バズ部では、一記事あたり平均して約600回も校正を行っている。また、記事をチェックした結果、「この記事ではユーザーは喜ばない」と判断したものは、どれだけ時間がかかったものでも公開はしない。

さて、校正の際にチェックするポイントは以下の通りだ。

  • 自分でも読みたいと思えるものになっているか
    その記事は自分でも心から読みたいと思えるものになっているだろうか?もし、その確信がなければ、まだまだ改善の余地があるということだ。
  • セールスやアピールの要素が混じっていないか
    自社の商品を売りたいがための文章や、自分のエゴを満たしたいがための文章は混じっていないだろうか? 記事の読者は、あなたの商品やサービスにも、あなた自身にも全く興味がないことを覚えておこう。心配せずとも、あなたが、検索ユーザーが感謝するようなコンテンツを提供し続けていると、自然と興味を持ってくれるようになる。この辺りの仕組みは、上で紹介したコンテンツマーケティングの記事内で書いているので、興味があればそちらも読んでおこう。
  • ユーザーはこの記事の内容を自分で実践することができるか
    良質なコンテンツの条件の一つは、ユーザーの願望や悩みを解決できるレベルのものになっているかどうかだ。そのためには、全くの素人が見て、自分でも実践できるぐらい分かりやすく丁寧に書かれていることが重要だ。
  • このコンテンツはユーザーの本当の願望や悩みを解決することができるか
    そのコンテンツは、そのキーワードで検索する人の “ 本当の ” 願望や悩みに焦点が当たっているか? たまに、これがずれている場合があるので注意しよう。 
  • 誤字脱字はないか
    誤字脱字があるだけで、読みやすさを大きく損なってしまう。できるだけ、誤字脱字がないようにしておこう。
  • 音読してみて冗長に感じる文はないか
    実際に音読してみることは重要だ。音読するだけで、読みにくい部分や、意味が分かりにくい部分を見つけることができる。
  • タイトルは4つの要素を満たし魅力的なものになっているか
    上でご紹介した『バカ売れキャッチコピーをサクサク作れるプロ直伝の4つのテクニック』で説明している通り、タイトルの4つの要素とは、① ベネフィットがストレートに伝わること。② 具体性があること。③ 簡便性があること。④ 32文字以内であること。だ。この4つを満たしているかどうかを確認しよう。
  • 書き出しは「この先を読み進めたい」と思えるものになっているか
    先を読み進めたくなる書き出しとは、①問題提起があり、②その問題の解決策があることを提示していて、③その解決策が本当に有効であることの証拠を示しているもののことだ。上でご紹介した『たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術』をもう一度確認しよう。
  • 他のサイトのコンテンツよりも遥かに良いものになっているか
    他のサイトにあなたの作ったものよりも良いコンテンツがあれば、将来的には、そのコンテンツの方が上位表示される。従って、他のサイトのコンテンツよりも圧倒的に良いものを作ろう。

誰が見ても「素晴らしい!」というものになるように、何度でも校正を繰り返そう。

3−6.どのようなコンテンツを作る時も同じ!

ブログ記事以外でも、ブログのカテゴリーページやトップページ、または、サイトやサイトコンテンツを作る時も方法は全く同じだ。

常に、そのキーワードで検索してくる人の求めている情報や、解決したいと願っている願望や悩みに焦点を当てて、そうした人が120%満足し、感謝するようなコンテンツを作ろう。

すると、SEOの成果だけでなく、サイト全体のコンバージョンも大きく改善されることになる。


4.検索上位を独占するコンテンツとは最もユーザーの役に立つコンテンツ

検索上位の表示され続けるコンテンツとは、他のどのサイトよりも、圧倒的に良質で役立つ情報を届けているページのことだ。

それさえ追求していれば、勝手にソーシャルメディアで大きくシェアされて、ナチュラルな被リンクが自動で集まるようなページになる。結果、気付いたら検索上位に表示される。

そのために最も重要なことは、「そのキーワードで検索してくる人がどういう人で、何をしりたくて、更に、どのような悩みや願望を持っているのか」を徹底的に深堀りしていくことだ。そして、その通りのコンテンツを届けることだ。

サイト内が、そのような良質なコンテンツばかりになれば、他に何もしなくても勝手に、あらゆるキーワードで上位表示され、いくらでもアクセスを集め続けるようになる。

ぜひ、あなたもユーザーのために、徹底的に価値のあるコンテンツを作り続けて欲しい。それだけ続けていれば、あなたは近い将来、その成果に驚くことになる。

カテゴリー コンテンツSEO

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